人生の決め方

ヒトは裸で産まれた。

単独では産まれてこないこの命に、

多くの命がかかわり合って育まれていく。

本人の意思とは関係なく進んでいく人生の時間を誰も止めることも、

巻き戻すことの出来ない中で、

どれだけの山を登り、川を渡り、立ち止まったのだろうか・・・

真っすぐに先の見える道に戻った時に、

果たして自分は何を思い、何を求めるのだろう？

日常に生と死が常にある人生を体験しながら、

繋いだ手を離したくない思いの中で揺れ動き、

誰も一人じゃないと感じながら、ひとりの夜を迎える。

何気ない一日に、当たり前の太陽に、

いつか「さよなら」しなければいけないことを未だ怖がっている。

決められない、決められた人生に未練を残し、

きっと私は、最後までもがくに違いない。。。

人生の決め方はしがらみや関わりで思ったようにいかなくても、

それでも自分で決めなくちゃいけないんだから、

その時が来るまで出来ることをする！それしかないよね。

いつまでも　妻で母でそしてヒトであり続けることに、

遣り甲斐と楽しみを見い出しながら・・・

何処かで奪われる命にもう少し耳を傾けながら・・・