kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

お疲れ様でした

2007-12-31 | Weblog
イノシシのことわざで

『猪も七代目にはイノコになる』というのがあります。

イノコとは豚のこと。

猪も長い年月のうちには豚?になる。

つまり、変わらないようでも、長い年月のうちにそれなりに

変わっていくことの例え。

四角いものも角が取れれば丸くなります。

あちこちぶつかりながらも、

心を丸く変えて生きたいものですね。

そして変わることのない親から子、

子から孫、孫から曾孫へと繋がっている思いやりの心、

助け合いの気持ちを忘れず、

生きる力を蓄えている種を開花させて欲しいと願っています。

今の現状を変える為には、

先ず自らが変わる必要があるかもしれませんね。


亥(い)は
「とざす/とじる」 という意味で、
万物が枯れ果て、生命力が種子の中に閉ざされている
様子を表しています。
覚え易くするために動物の猪の字が割り当てられましたが、
中国では豚を意味します。



こんな年賀状を今年は出しました。

ある方は

「一年の計を考える前に一年が終わってしまった!」 と。

月日の流れと共に、自分の命の重さを感じるようになりました。

何時別れるとも知らず、明日の生活を心配しながら過ごす毎日、

これダ!と満足出来る一瞬を探して体を動かし、

気持ちのすれ違いだけで苛立つ。

何だかヒトってかわいいですね。

皆様にとりまして亥年は如何でしたでしょうか?

年頭の事故が生活を一変させましたが、

家族や周りの皆様、コメントを頂く方々の『愛』無くしては、

私の再生はあり得ませんでした。

不思議なもので、日一日と事故の日が近づくにつれ、

本人はいたって普段と同じだと思っているのですが、

身体が硬直していくのがわかってしまって・・・困ったものです。

それでも何とか3年目のブログも恙無く更新中!!

皆様と共に成長している自分を、2007年の最後の日に

改めて実感しています。

色々なことがあっても、胸を張って生きていられる自分を

これからも応援して生きたいと思います。

1年間飽きもせず訪れて下さった皆様に

改めてお礼を申し上げます。

有り難うございます

私がもしこの世界から居なくなったとしても、

このブログが残っている限り私の思いは残ります。

子どもにはこのブログが私の遺言だと常に言っています。

誰の上にもある無情の世界に一足先に私が向かった時は、

残された家族を私に成り代わり見守っていって下さい。


残り少ない今年に感謝しながら「良いお年」をお迎え下さい。