最近の人間は
ことばのセッションが下手になってきました。
芸術や文化に触れる機会やいろいろな講座・イベントがあっても、
一方的な情報の流れで、
そのとき感じた思いを交差させる時はありません。
ことばを使ってセッションをする機会が増え、
ことばの持つ魅力や癒しをもっと活用すべきだと思うのです。
ことばには魔物が棲んでいて、時として
牙を向け攻撃してきますが、それを抑えるのが
理性の教育だと思うのです。
どんなことばにも責任はあります。
しかし 責める材料にはなりません。
攻撃されて嫌なら、嫌!!と発すれば良いのです。
最近の文明の発展に伴い、
コミニュケーションのとり方が分からず、
ただ 物言わぬ画面に向き合う・・・そんな人が増えて来ました。
幼子のうちから 親の都合でテレビやビデオを友だち代わりにし、
感情の行き来がなく 与えられることだけに慣れてしまった人たち。
確かにテレビが必要な時間があるかもしれません。
しかし せっかく出会ったのですから、
ことばというものを使って 触れ合ってほしいと思います。
事情で音を出せない人もいると思いますが、
会話とは音だけでするものではなく、
最後には心の交流になると思うのです。
何ごとも心が通ったとき 人のこころは満たされます。
心の病はありません。
こころ純粋で豊かなものです。
病と決めつけず、解き放し
自分の心の音に耳を傾けてほしいと思います。
人は皆 心の波を持っています。
自力で波を楽しむのか、ボートを使うのか?
浮き輪を使うのか?仲間と楽しむのか?
油断は禁物ですが・・・波と上手く付合えるよう普段から、
荒波もあるのだという想定をし、
準備を怠らなければ そんなに怖いものではありません。
自分の意見が通らないから、嫌なことを言われたから・・・
そんな理由で学校や職場・社会から逃げても
解決にはならないのです。
言葉の持つ大切な部分をもう一度学び直し、
会話をセッションを楽しんでほしいと思います。
もっと 話しをしよう!!