kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

人が人を裁く。。

2006-07-04 | Weblog

『目には目を・・・』

そんなことばがあります。

人が人を殺め、人が人を裁く。。

答えのでない大きな迷路に入り込み、

常に心は天秤のように揺れ動いています。

確かにどんな言い訳をしようとも してはならない

人の道があります。

その道を示し、教えることが 産まれた時から関わる

大人の使命なのです。

明確な道を伝えず、本能のままに動く人という生き物を

野放しにしておいて、間違った道を歩いたお前が悪い!!と

どうして言えるでしょうか?

以前に大人の定義を交錯してみましたが、

人道的支援と叫ぶ一部の人間に 果たして

人道を分かっているのでしょうか?

軌道修正を望む声は もはや 少数派になり

次の時代には 軌道のズレさえも感じず

流されていく そんな 悲しい時代になるのかもしれません。

当事者が発する ことばの重みを

伝えることは大切であると思います。

しかし、メディアからの情報だけで動く人たちには、

あおるような表現は芯に語るべきことなのか?

本当に考えるべきはなんなのか?

罪を追求すると同時に、罪を作り出す背景を

他人事ではなく考えて欲しいとおもいます。自分事として。

加害者も被害者も 我々みんなで作り出しているということを

感じなければ 裁くということは 仇討ちと変わらず、

世で起こっている争いとなんら代わりはないと思うのです。

確かに 

お前はやられた者の悲しみが解るのか!!と言われたら

分かりません。しかし 分かりたいと思います。

側で一緒に泣きたいと思います。

考えるべきは 失われた命の尊さ、無くした家族の思い・・・

そして殺めた人の生き様なのではないのでしょうか。

中田選手の引き際の話題も大事ではありますが、

議論すべきはなんなのか?

日本の放送局はもう少し考えたほうが良いとお思います。

もっと考えるべきは スポンサーかもしれません。。

視聴者かもしれません。

人がヒトを裁く!

常に 考えて、考えて、いかなければならないと思うのです。




やってしまいました!!

2006-07-04 | Weblog

雨の予報の高松も 自称晴れ女の念力で

瀬戸内海の島々を見渡すことが出来、

これからの船出を祝っているようでした。

若者に生きる力を・・・

遅すぎる。。と感じている方もいると思いますが、

何事も 流れを見据えての歴史の一駒

差し伸べられる手を 上手に支援・活用したいものです。

ここからは

内緒にして下さい。

14時30分発 高松空港

道場からは40分かかります。

余裕を持って1時間前に到着。挨拶を終え施設内に・・・

チケットは事前に購入済み、その先の常磐線の指定券もOK!!

お土産でも買おうかな~~~

え~~とっ お財布がない??
え???もしかして お財布を道場に預けたまんま

慌てて・・・案の定ありました。

しかし、変更の利かない航空券。

届けてもらっても間に合わない・・

手元にチケットはあるので、お土産を諦めれば 何とか へ。

こっそり郵送してもらうことに。

ポケットに手を入れると あった ¥720

それでもせめて 何か記念にと 物色するも、

無理して買うようなのもないので、

機内へ・・・(相変わらず離陸の瞬間は好きになれい

羽田へ到着寸前  ハタっと気づいた。。。
モノレールは別料金だ

慌ててカバンの中を探すも 隠し財産もない・・・

ポケットの中の小銭を想い出した。。

何とか¥470の切符で 浜松町に。

残金¥250。

みどりの窓口でフレッシュひたちの回数券で指定券を交換、

窓口の人が「乗車券はお持ちですか?」

「ご一緒に購入いたしますか?」

はぁ?? 購入??

そうなのだ、指定席の回数券しか持っていなかったので

乗車券がないと帰れない。

幾らですか?

「¥2210です」

わかりました。 涼しい顔でその場を離れる。
でも頭の中は 

まっちゃんに浜松町まで迎えに来てもらうしかないのか?
ピンチ

その時 とっさに T さんを思い出す

直ぐに電話をかけると いつもは忙しく飛び回っているのに

たまたま会社に・・・

今直ぐ 会いたいな~って言うと、

「ミーティング中で無理。。どうしたの?何?」

実は 浜松町に・・・遊びたいんじゃなくて・・・

訳を話すと、15分で行くからと 仕事中にも関わらず

駆けつけてくれた

¥4000を借り、¥2000と持っていた小銭で購入。

¥2000 使わないので返そうとすると

「また 切符を無くしたりしたら困るから 

持っていきなさい。」って。Tさんの方が不安気・・・

甘えてお借りすることに・・・

《地獄に仏》とは正にこのこと。。。

何事もなかったように 家族の元へ

Tさん曰く、
家出少女のように 改札に佇んでいたらしい

でも、本人は至って冷静・沈着。

指定券の払い戻しまで考えていました。

日頃から いざという時に頼れる人を 

全国に持っていなければ行けませんね。

改めて 人の情けを感じました。Tさん

また 何処かでしくじったら 皆さん助けて下さいまし。

送ってくれた道場の人は緊迫していないので、

郵便局から速達で送ってくれたようですが、

四国からの送達は翌日つくのでしょうか???

未だに 手元に届かない財布には、

免許証も入っているんですけど~~