kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

思い込み?!

2005-11-06 | Weblog
おまた~せ写真は我が息子が一番好きな

いとこの「慧心」(けいしん)です。

先日の 笠間のストーンフェアの時のもの。

妹の二男(1歳半)ですが、いつも我が子と一緒にいるので

四男扱いです。

それがちびっ子ギャング気に入らなきゃ ひっくり返る

騒ぐ、泣く・・・「泣きゃいいてもんじゃない」と
いつも私が 怒ってるかって?鬼じゃないんだから!!

諭してるんです 本当!!

慧心を登場させたついでに、いや!ついでじゃなく

何時も書こうと思って忘れちゃってる事を。

今 思い出しているので・・・


医者は「神様」ではありません。

看護士は「白衣の天使」ではありません。

教師は「聖職者」ではありません。

政治家は「スーパーマン」ではありません。

僧侶は「魔法使い」ではありません。


みんな 唯の人です。

全ての人ではありませんが、人間になりきれていないのが現状です。

だから 過大評価は禁物です。でも このことを肝に銘じていれば、

どんな事態になっても 驚きません。

結局、つまり、究極は・・・ 


『自分の心身は 自分で守り、考え 学ぶ』

です。
次回は 慧心の兄 「道晴」4歳 登場予定!乞うご期待

誇りを持って 胸を張って・・・

2005-11-06 | Weblog
私の好きな言葉に

『明日ありと 思う心の あだ桜 

         夜半に嵐の 吹かぬものかは』


というものがあります。

鎌倉仏教代表のひとり【親鸞聖人】と言う人が 9歳にの時

多くの死に直面し 仏道に救いを求め 一寺にて 

得度(修行資格を受ける儀式)を願い出ます。

高僧が「今晩は もう遅い 明日にいたしましょう」との言葉に

幼い親鸞(幼名は別)は 上記のことばを語り

その場にて 直ぐに得度が叶った という伝えがあります。

今日という一瞬を逃してはいけないという教え。


・間違いなく明日があると思ってる自分がいる。

・病気にならないと タカをくくってる自分がいる。

・年を重ねて 衰える事を微塵にも考えていない自分がいる。

・愛する人との別れを 理解していない自分がいる。

・病を 不幸だと思いこむ自分がいる。

・愛する人の死は 自分のせいだと勘違いしている自分がいる。

・何事も上手くいかないのは 誰かの仕業にする自分がいる。

・「やる気はある」と言い訳を繰り返す自分がいる。

・不幸は 幸せじゃないからだと思い上がっている自分がいる。

・認められないと 自分じゃないと うそぶく自分がいる。

・自分一人で 生きていると豪語する自分がいる。

・自分で自分を追い込む 自分がいる。

本当に どうしようもない 救いがたい自分がいる。

子ども頃は誰でも邪気で、 

大人になって 臆病になってしまって 傷つけ 傷ついた 

小さな自分がいて・・・

でも

何処にいても どんな時も そんな自分でいいんだよ。

そう思う 心のままの自分で。

その ありのままの そのままの 自分を好きになればいい。

もう誰かの まねをしなくていい。
泣きたい時はなけばいい。

その寂しさも 孤独も 生きる力に変えて

人を愛し 自分に誇りを持ち続けて。

全ての事に 物に 感謝して。

こだわらないという事に こだわって・・・


『明日ありと 思う心の あだ桜 

         夜半に嵐の 吹かぬものかは』


風に吹かれる 吹き流しの如く その日の風を楽しむ心を

どうか 持ち続けて欲しい。

誰の人生でもない 自分の人生を 全うしてほしい。

自分を 愛して欲しい。

慌てず 焦らず 着実に・・・