4/28(日)AM9:00~新屋町では西国三十三番観音の内、九番観音様(奈良・興福寺/南円堂)のお掃除を行いました。AM8:30過ぎ鉦が打たれ、それを合図に門ごと一人が出て山道を歩いて九番観音様へ、竹を割って矢来を作り垣根の作り替えを行いました。また堂内の草刈りや木の枝の剪定などを行い、2時間ほどで作業を終わりました。垣根作りは大先輩から若い衆へと秘伝の技を伝える場、失敗をしながらも熱心に取り組んでいました。
堂内の通称「マムシの池」横には、「モチノキ」の大木があり、その昔皮をはいで石でたたきトリモチを作った、という古老の話が披露されました。
九番から十番へ行く道中の路肩には、雷に打たれた木が何本かあり、黒こげになった幹から緑の葉が茂り、そのたくましい生命力に感心するばかりです。
作業終了後はみんなでミニ「お日待ち」 、少々の御神酒と旬の肴で、しばし歓談の時を過ごしました。