planet oz



かれきの趣味の音楽紹介+α
今でもCD命!

Marina & The Diamonds / Froot

2015-11-14 | MNO

 Marina & The Diamonds

 "Froot"

 ( Atlanic / 2015 )

 

英国の女性SSW、Marina Diamandisによる3枚目のオリジナルアルバム
1stの奇想天外なポップスと2ndのエレクトロを混ぜ合わせて腹八分目に抑えたプロダクションで、一聴したところでは地味かな?と思ったものの、聴くほどに味わい深くなる印象です
多分にパーソナルな内容だと思うのですが、シンプルな分、メロディーメイカーとしての才能を改めて感じました

 

Blue

 

Forget

 

 


Sia / 1000 Forms Of Fear

2015-11-12 | PQRS

 Sia

 "1000 Forms Of Fear"

 ( Sony / 2014 )

 

オーストラリアの女性SSWによる5枚目のオリジナルアルバム
気づいたら作家としても歌手としても超売れっ子になっていて、情報を逐一追っていない身としては「いつの間に?!」とビックリ

初めて彼女の歌声を耳にしたのはZero 7の2nd。
ダウンテンポ~チルアウト系の心地よいサウンドとスモーキーな歌声の相性の良さが気に入って暫くバンドを追っておりました。
同時期に彼女の"Coulor The Small One"も、仄暗い内省的な雰囲気が好きでよく聴いておりました。
その頃の印象が強いので、なんだか今作は別人のような感じがあるのですけども、"Chandelier"を聴いたときは久しぶりにガツンとヤラれました
この1曲の訴求力の凄まじさには今でも魅了されています。

来年の1月には新譜が出るみたいで楽しみ

 

Fire Meet Gasoline

 

Elastic Heart

 

 


Zola Jesus / Taiga

2015-11-10 | WXYZ

 Zola Jesus

 "Taiga"

 ( Mute / 2014 )

 

アメリカの女性SSW、Nika Roza Danilova による4枚目のオリジナルアルバム
1stの頃のアングラ感の強いダークウェーブでゴスな意匠はありつつも、より一層キャッチーで訴求力のあるエレポップ作品となっています
粘り気のある歌声でメロディアスな楽曲を朗々と歌い上げているさまが勇ましくてカッコよく、メインストリームを突っ走っても強豪たちを次々と薙倒していきそうな力強さが痛快です

 

Nail

 

Hunger

 

 


Gazelle Twin / Unflesh

2015-11-08 | GHI

 Gazelle Twin

 "Unflesh"

 ( Anti-Ghost Moon Ray Records / 2014 )

 

英国の女性SSW、Elizabeth Bernholzによる2ndアルバム
前作は俯瞰的な美しいエレクトロサウンドでしたが、今作はギョッとするジャケ写同様、実験的で前衛的に振り切ったテクノサウンドのコラージュ
わけもわからずに暴力的な悪夢を見せつけられるわけですが、不思議と「ポップ」な印象を受けます。
なんか楽しくなるのです…

 

Exorcise

 

Anti Body

 

 


Banks / Goddess

2015-11-06 | ABC

 Banks

 "Goddess"

 ( Harvest Records / 2014 )

 

米国の女性SSW、Jillian Rose Banksによる1stアルバム
ディープでダークなインディーR&Bの装いですが、音の重ね方が繊細というか柔らかなタッチで、たまにアコースティック仕様のポップスが挟まれるので重苦しくなく軽やかな雰囲気
1曲1曲は結構シリアス調だけど、全体的にサラっとしているように感じました。

R&Bとエレクトロが絶妙に混じり合ったポップスに嵌った時期にピックアップしたのが、このBanksとIndiana、FKA TwigsとMØでした。
ヴィジュアルやファッション先行で選んだ感じですが、全体的にどれも好みでヨカッタです

 

Beggin For Thread

 

Drowning