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かれきの趣味の音楽紹介+α
今でもCD命!

El Niño De La Luna

2012-06-30 | 映画

Elnino_2 月の子ども 

 アウグスティン・ビラロンガ 

 1989年

 

祝★ビジャロンガ監督新作「ブラック・ブレッド」公開!

祝★デッド・カン・ダンス新譜「アナスタシス」8/13発売!

 生きてればイイこともあるもんだね… としみじみ。最近老いによる病院通いの連続で心身ともに落ち込んでおりましたが、人生の先輩たちもまだまだ現役で頑張ってるんだもんね。こっちもまだまだ大丈夫!と勝手に励まされました

<ストーリー>
戦いの絶えない憂鬱な時代のヨーロッパ。孤児のダヴィー(エンリコ・サルダナ)は、自分の持つ超能力に気づき始めていた。そこへ、ある秘密組織がダヴィーに目をつける。何も知らずに迎えられたダヴィーだったが、その組織の目的は、月の持つエネルギーを誕生前の子供に伝送し、超能力を持つ“月の子ども”のクローン生産の研究開発だった。“月の子ども”を宿したジョルジーナ(リサ・ジェラール)とともに逃げ出したダヴィーはアフリカへ向かう。神に選ばれた“月の子ども”を待つ奥地の部族へ行く途中で2人は雨に遭い、ジョルジーナは息絶えるが、“月の洗礼”を受けたダヴィーは、自分が“月の子ども”に生まれ変わったことを感じる。ダヴィーを執拗に追ってきた組織のメンバー、ヴィクトリア(マリベル・マルタン)も、ダヴィーが月の子どもであることを信じ、彼を逃がす。帰るあてのないヴィクトリアが飛行機で自爆する空の下で、ダヴィーは部族に迎えられていた。
-キネマ旬報映画データベースより-

 渋谷のシネセゾンで公開されたのは92年。高校生だった私は、その不思議な話に惹かれていそいそと劇場に足を運んだわけですが、20年経った今でも私に影響を及ぼすものに出会うことになるとは当時は全く考えもしませんでした。それは、出演及び音楽を担当したデッド・カン・ダンスのリサ・ジェラルド。全編を覆う幻想的で不穏な音楽にすっかり魅了されてしまい、以後リサ・ジェラルド及びその周辺を探索することになるわけです。大学でスペイン語を学んだのもこの映画に因るものが少なからずあるのかも

 肝心の内容なんですが、分かるようで分からなくて、その後何度かレンタルで見直したのですけど、やっぱりイマイチ分からない。雰囲気は充分に楽しめるのでそれでOKなのかなー、でもどうにも掴み切れないのがなんとももどかしくてネ。そんな気持ちを持て余したのか、いつの日だったか、オークションで出品されていた日本版VHS「(月の子ども改め)ムーンチャイルド」を落札したのですよ。結局は手に入れたことで気分が落ち着いちゃったのか、ずーっと部屋のどこかに仕舞い込んでおくことになっちゃいましたが。そしたら先日、片づけをしていたときにテープを見つけまして、改めて見直そうとするついでに、テープやビデオデッキがイかれちゃう前にブルーレイに移すことに。ダビングしながら一通り見たのですが、やっぱり分からない… いやなんていうか、頭とカラダじゃ分かっているけど、上手く言葉にできないとでもいうか。 うーん、ま、楽しめたし懐かしかったからイイか

 無事にダビングできたはいいものの、元のテープがあまり状態がよくなかったので、クリーンで綺麗な映像で見たいな~。スペイン版DVDは売切れてしまったみたいだし、米国版はどうやらDVD-Rみたいだし。もし日本版が出たら奇跡だね。そしたら人生捨てたもんじゃないのかも。

※カタカナ表記が統一されていないのはご愛嬌。

 

Trailer

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