碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで(書評を)書いた本」2012.04.20

2012年04月20日 | 書評した本たち

いつものように、注文しておいた古本が届く。

例によって何を頼んだのか忘れているので(笑)、どきどき、わくわくで開封する。

今日は、目黒考二さんの読書連想型エッセイ集『だからどうしたというわけではないが。』(本の雑誌社 2002年初版)。



手にとってみて、びっくり。

なんと、サイン本でした。



わずか数百円で入手したものであり、目黒さんに申しわけないような気持ちと、子どもの頃のアイスクリーム、ホームランバーの“当たり棒”みたいな嬉しさと(笑)。

やはり古本はやめられません。


さて、今週の「読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。
 
池井戸 潤 
『ルーズヴェルト・ゲーム』 講談社

松本仁一 
『兵隊先生~沖縄戦、ある敗残兵の記録』 新潮社

誉田哲也 
『あなたの本』 中央公論新社

北 杜夫 
『マンボウ最後の家族旅行』 実業之日本社

吉本隆明・石川九楊 
『書 文字 アジア』 筑摩書房

安藤忠雄 
『仕事をつくる~私の履歴書』 日本経済新聞出版社 

小島慶子 
『気の持ちようの幸福論』 集英社新書


・・・・私も含む“ラジオ愛好者”にとって、最近の小島慶子さんの“テレビ方面”における御活躍は、嬉しいような、寂しいような(笑)。

でも、頑張ってください。


* 上記の本の書評は、
  発売中の『週刊新潮』(4月26日号)
  に掲載されています。


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