今週から秋学期の授業、演習(写真)、卒研プロジェクトも開始された。
通年で行う卒プロや、春に履修を決める演習はともかく、普通の授業は半年ごとに学生が選択する。
第1回目の授業には、正式な履修登録を前に、「履修するかどうかの見極め」のために参加している学生も多い。
したがって、この初回は、講義の内容や進め方から成績評価の方法など、ガイダンス的な色合いが強くなる。
学生たちは、まず1回目に出てみて、中身と教員を確認するのだ。
「こりゃ、つまらん」とか「この先生は好かん」(笑)とか思ったら、履修しない。
もちろん、必修科目ともなれば、中身や先生の好き嫌いも言っていられないだろうが。
「とりあえず、お試し」の学生も含むため、どこの授業も第1回目は結構な人数が集まる。
履修申告を行った上で、来週(2回目)の授業にやってくるのが“本当の参加者”なのだ。
このあたり、第1回目の授業は、「連ドラの1回目」に似ているかもしれない。
連ドラ初回の視聴率は割と高い。
それは「とりあえず、お試し」の視聴者のおかげであり、私は“ご祝儀相場”と呼んでいる。あまりアテにはならない。
連ドラで、2回目の視聴率が初回より下がるケースが多いのはそのためだ。
「これは見よう」と決めた“本当の視聴者”が再集合するのが2回目で、その数字からが実質的なものと判断される。
逆に、初回より2回目のほうが高い数字だった場合は、「あれ、面白いよ」といったクチコミをはじめ、そのドラマの“いい評判”が広がっている、ということになる。
ドラマの初回は、制作側も思いっきり力を入れて作る。何しろ、お客さんを呼びこまないといけないからだ。
一方、当然のことながら授業は連ドラと違うので、初回では、あれこれハードルがあることも伝えていく。
・授業中に発言を求める(ボーっとしていられない)。
・レポートが何度もある(しかも手書きだ)。
・試験内容は予測不能(笑)。
・出席も取る(授業に出てきたこと自体も評価したい)。
・大幅な遅刻や授業中の私語は他の学生さんに迷惑なので“ご遠慮”いただく(入室禁止や退室を求める)こともある、等々。
授業内容とルールと担当者の人柄(?)を分かった上で、履修するなら、して下さい、ということだ。
というわけで、今週の教室は200人以上が入って窮屈そうだったが、来週からは“ご祝儀”無しの、適正な参加者数となるよう、期待しています。