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黄帝内経素問 熱論篇 第三十一 第三節

2013-10-23 09:29:04 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑤ 黄帝内経素問 熱論篇 第三十一

第三節

(原文)

 帝曰。治之柰何。

 岐伯曰。治之各通其藏脈。病日衰已矣。其未滿三日者可汗而已。其滿三日者可泄而已。

 帝曰。熱病已愈、時有所遺者何也。

 岐伯曰。諸遺者熱甚而強食之。故有所遺也。若此者皆病已衰而熱有所藏。因其穀氣相薄、兩熱相合。故有所遺也。

 帝曰。善。治遺如何。

 岐伯曰。視其虚實、調其逆從、可使必已矣。

 帝曰。病熱當何禁之。

 岐伯曰。病熱少愈、食肉則復、多食則遺。此其禁也。

 

(訓読)

帝曰く「これを治するには柰何にするや」と。

 岐伯曰く「これを治するには、各々其の藏脈を通ぜよ。病日ごとに衰えやむ。其の未だ三日に滿たざるものは汗して已むべし。其の三日に滿つるものは泄して已むべし」と。

 帝曰く「熱病已に愈えて、時に遺る所有るものは何ぞや」と。

 岐伯曰く「諸々の遺は、熱甚だしくして而かも強いて之を食す。故に遺る所あるなり。此の如き者は、皆病已に衰えて而かも熱藏する所あり。其の穀氣相薄して、兩熱相合するに因っての故に遺る所あるなり」と。

 帝曰く「善し。遺を治するには如何にするや」と。

 岐伯曰「其の虚實を見て、其の逆從を調えば必ず已ましむべし」と。

 帝曰く「熱を病むは、當に何おかこれ禁ずべきか」と。

 岐伯曰く「熱を病みて少しく愈ゆるとき、肉を食するときは、則ち復し、多食するときは則ち遺す。これ其の禁なり」と。

 

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