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黄帝内経素問 熱論篇 第三十一 第一節 訳

2013-10-12 09:26:06 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 熱論篇 第三十一

第一節

 黄帝問曰。今夫熱病者、皆傷寒之類也。或愈或死。其死皆以六七日之間、其愈皆以十日以上者何也。不知其解。願聞其故。

 岐伯對曰。巨陽者諸陽之屬也。其脈連於風府。故爲諸陽主氣也。人之傷於寒也、則爲病熱。熱雖甚不死。其兩感於寒而病者、必不免於死。

 

 黄帝が申されました

 いま発熱しておる者がいるとすれば、皆傷寒の類であるという。そのなかで治るものもあれば死ぬものもある。皆六七日の間で死ぬ、其の癒えるものは皆十日以上である、如何なんじゃ。よく分からんので理由を聞かせてくれんか。

岐伯がお答え申し上げました

 巨陽はご存知通り太陽経で諸陽に付いております。その脈は督脈の風府と連なっておりまして、それゆえ諸陽の

主気

主気=運気用語で、六気を基準として一年間の正常な気候を説明する語新・東洋医学辞書ソフト

主気=四時正常の気をいう。たとえば春木、夏火の類をいう。<素問六元正紀大論>「いわゆる主気の不足は客気の勝るなり。」漢方用語大辞典

と為すのでして、

主気=つまりここは太陽の気というものが諸陽の中心になる気ということを表わすもので、従って「故に諸陽の主気たるなり」と訓ずべきであろう。鍼灸医学大系

つまりここでは太陽の気というものが諸陽の中心になるものでございます。

人が寒に傷られますと、発熱して病となります。発熱が甚だしくとも必ずしも死ぬことはありません。ただ、その両(ふた)つ(藏と府の両方が・鍼灸医学大系)の藏と府が寒を受けますと、必ず死を免れることはできません。

 両感=太陽と少陰、陽明と太陰というように陰陽両感の病。新・東洋医学辞書ソフト

両感―表裏関係にある陰陽の両経が同時に病気に冒されること。たとえば、太陽と少陰、陽明と太陰、少陽と厥陰が同時に病むことである。東洋学術出版社素問

督脈=経絡・経脈名、奇経八脈の一つ。新・東洋医学辞書

督脈=とくみゃく。奇経八脈の一つ。その主な経路は、まず会陰部におこって脊柱内を上行し、風府穴より脳に入り、上行して頭頂から額、鼻柱を通って上歯に至る。本脈の病候の多くは、陽経の病変と関係が深い。主な症候としては、脊柱の強直、角弓反張、女子の不妊などがある。<素問骨空論>参照。漢方用語大辞典

督脈絡=とくみゃくらく。十五絡脈の一つ。もと督脈の別といわれた。督脈上の長強穴にはじまり、背をはさみ上行して項に至り、頭上に散布する。また下行する絡脈は肩甲部にはじまって足の太陽膀胱経を走り、脊柱両傍の肌肉部分に進入する。この絡脈の発生する病変は、実ならば脊柱強直、虚ならば頭重し、頭が動揺すると腰脊に支障をきたす。<霊枢経脈>参照。漢方用語大辞典

 

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