おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七
第十四節
帝曰。有故病、五藏發動、因傷脈色。各何以知其久暴至之病乎。
岐伯曰。悉乎哉問也。徴其脈小、色不奪者、新病也。徴其脈不奪、其色奪者、此久病也。徴其脈、(與)五色倶奪者、此久病也。徴其脈、與五色倶不奪者、新病也。肝與腎脈並至、其色蒼赤、當病毀傷不見血、已見血、濕若中水也。
五色倶奪者 東洋学術出版社素問=與五色倶奪者、次の與五色倶不奪者には與がある。
訳
黄帝が申されました
「何等かの原因によって病むことがあると、生体の一部に邪気が侵入すれば、之を駆逐せんとする生体の防衛力が活動する、これは邪気のショックを感じた五臓が働く、そのために脈や顔色等に変化が起るという。おのおの何の症状をもって久病か新病かを知るのであろうか。」
岐伯が答えて申し上げました
「何と、よく知りえた御質問でございます。其の脈が小であり、色が正常(不奪)であれば新病となります。其の脈が正常(搏動に奪が無い)で、其の色が普段と違うのもは、此れは久病となります。其の脈と五色が倶に正常でないもの(倶奪者)は、此れは久病とまります。其の脈と五色が倶に正常なものは、新病となります。
肝與腎脈並至、其色蒼赤、當病毀傷不見血、已見血、濕若中水也。の訳
肝脈と腎脈がともに并び同様に搏動するもので、其の色が青と赤く見えるものは、当に傷つけられた(打ち身や打撲傷のあざ・瘀血・おけつとなる)もので出血をしていない場合でも、出血している場合でも、濕による水腫のようで、腫れた瘀血・おけつとなります。
鍼灸医学大系の訳
「肝脈と腎脈とがともに并んでよく搏動し、其の色を見ると、蒼と赤とが現われているのは、何かに打ちあたって毀傷して外部出血をしなかった場合であり、もしその際出血を見るようであれば、それはなかなか出血が止まらないものであります」と。
東洋学術出版社素問の訳
「肝脈と腎脈とが同時に現れて、沈・弦の脈象を示し、その皮膚の色が蒼赤色であるものは、急病による損傷です。血が出ないにしろ出るにしろ、その経脈は必ず欝滞し、血気は必ず凝固し、血は凝って経は滞り、形体は必ず腫れ、湿邪あるいは水気の中傷による現象に似ており、一種の瘀血の腫脹となります。」
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