漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七 第十四節 訳

2012-04-03 09:22:11 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七

第十四節

 帝曰。有故病、五藏發動、因傷脈色。各何以知其久暴至之病乎。

 岐伯曰。悉乎哉問也。徴其脈小、色不奪者、新病也。徴其脈不奪、其色奪者、此久病也。徴其脈、(與)五色倶奪者、此久病也。徴其脈、與五色倶不奪者、新病也。肝與腎脈並至、其色蒼赤、當病毀傷不見血、已見血、濕若中水也。

五色倶奪者 東洋学術出版社素問=與五色倶奪者、次の與五色倶不奪者には與がある。

黄帝が申されました

「何等かの原因によって病むことがあると、生体の一部に邪気が侵入すれば、之を駆逐せんとする生体の防衛力が活動する、これは邪気のショックを感じた五臓が働く、そのために脈や顔色等に変化が起るという。おのおの何の症状をもって久病か新病かを知るのであろうか。」

岐伯が答えて申し上げました

「何と、よく知りえた御質問でございます。其の脈が小であり、色が正常(不奪)であれば新病となります。其の脈が正常(搏動に奪が無い)で、其の色が普段と違うのもは、此れは久病となります。其の脈と五色が倶に正常でないもの(倶奪者)は、此れは久病とまります。其の脈と五色が倶に正常なものは、新病となります。

 

肝與腎脈並至、其色蒼赤、當病毀傷不見血、已見血、濕若中水也。の訳

肝脈と腎脈がともに并び同様に搏動するもので、其の色が青と赤く見えるものは、当に傷つけられた(打ち身や打撲傷のあざ・瘀血・おけつとなる)もので出血をしていない場合でも、出血している場合でも、濕による水腫のようで、腫れた瘀血・おけつとなります。

 

鍼灸医学大系の訳

「肝脈と腎脈とがともに并んでよく搏動し、其の色を見ると、蒼と赤とが現われているのは、何かに打ちあたって毀傷して外部出血をしなかった場合であり、もしその際出血を見るようであれば、それはなかなか出血が止まらないものであります」と。

 

東洋学術出版社素問の訳

「肝脈と腎脈とが同時に現れて、沈・弦の脈象を示し、その皮膚の色が蒼赤色であるものは、急病による損傷です。血が出ないにしろ出るにしろ、その経脈は必ず欝滞し、血気は必ず凝固し、血は凝って経は滞り、形体は必ず腫れ、湿邪あるいは水気の中傷による現象に似ており、一種の瘀血の腫脹となります。」

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円