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首・肩・腰・膝の痛み―漢方解説⑥したクラシエ薬品の資料

2011-09-24 09:21:46 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

首・肩・腰・膝の痛み―17・・・漢方解説⑥・・・

()虚の痛み

③気血両虚

老化や慢性病などにより気血が不足し、関節を滋養することができないため、関節の変形や痛みを発症してしまいます。

症状・・関節のだるい痛みが疲労により増強。筋肉がやせる。顔色が蒼白。口唇や爪が淡白でつやがない。

方剤・・独活寄生丸

④瘀血(おけつ)による痺れ

痛みが長期化すると瘀血(おけつ)を伴うこともあります。

症状・・固定性で刺すような激しい痛み。サメ肌。関節の変形や拘縮(可動域減少)

方剤・・冠心逐瘀丹(かんしんちくおたん)

 

参考『金匱要略』という書物の濕暍(けいしつえつびょう)第二 第21条という項目より

湿家、身煩疼、可與麻黄加朮湯、発其汗為宜、愼不可以火攻之。

 

湿家身煩疼するは麻黄加朮湯を與うべし、その汗を発するを宜しとなす、慎みて火を以てこれを攻むべからず。・・・火法で汗を発するは陰を損なう

 

麻黄加朮湯:麻黄・杏仁・白朮(びゃくじゅつ)5.0;桂枝4.0;甘草1.5

 

湿邪が表(皮膚表面)にあるものは、適当な方法で発汗すべきと説明しています。

身煩疼とは疼痛が激烈で安静な状態を得られないことです。

湿が肌肉(体表に接する筋肉)にたまるため発生します。

表証は当然、発汗させ解すべきであり、しかも湿邪は、発汗のし過ぎは適宜であるから、麻黄加朮湯を用います。

麻黄は桂枝と組み発汗しますが、朮が入る為発汗過多になることはありません。

 

22条に

病者一身尽疼、発熱、日晡所(にっぽしょ)劇者、名風湿、可與麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)

病者一身尽く疼し発熱し日哺所劇しき者は風湿と名づく、(この病は汗出で風に当たるに傷られ或いは久しく冷を取り傷らるるの致す所なり)、麻杏薏甘湯を與うべし。

 

麻杏薏甘湯:薏苡仁(よくいにん)10.0;麻黄4.0;杏仁3.0;甘草2.0

 

病情の上で、本証は日晡(夕暮れのころ)発熱が劇しくなってくる、これは夕方になると血流が中に移行し発散力が低下するため、熱のこもりが強くなるためであるから、桂枝・白朮を除き薏苡仁(よくいにん)を用います。

 

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