おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 異法方宜論篇 第十二 第一節 語句の意味2-2
黄帝問曰。醫之治病也、一病而治各不同、皆愈何也。
岐伯對曰。地勢使然也。故東方之域、天地之所始生也。魚鹽之地、海濱傍水。其民食魚而嗜鹹。皆安其處、美其食。魚者使人熱中、鹽者勝血。故其民皆色疏理。其病皆爲癰瘍。其治宜砭石。故砭石者亦從東方來。
語句の意味
鹽者勝血 柴崎保三著鍼灸医学大系1160~1161ページ、私の父が傍線をしるしたもの。
*この句を文章通りに読めば「塩は血に勝つ」となるが、それはどういう意味であろうか。之に対し王氷は「塩、渇を発するは血に勝つの徴なり」と注し、馬蒔は「塩の味は至咸、最もよく血に勝つ。
宣明五気論に云う、咸は血に走る。
血病むときは多く咸を食するなかれ」と註している。
然しこの註は果して妥当であろうか。
王氷のいう如く、塩は渇の原因とはなるが、それは塩を多量に摂取したときのことで、正常の量では敢えて渇を覚ゆるものではあるまい。
又馬蒔は宣明五気論を引用して塩の害を述べているが、それは血の病気の時のことであって、日常の問題ではない。
日常の問題としては寧ろ塩分の欠乏の方がより重大なる問題なのである。
もし人体に塩分が欠乏すると、その人は全く元気を失いフラフラになって活動力を失ってしまい、終に死亡するに至るものである。
今塩分の欠乏によって全く元気を失いフラフラになっているものに、一さじの塩分を与えると、立ちどころに元気を恢復し、みるみるうちに顔色もよくなって来る。
これは塩が血の勢を盛んならしむることに偉大なる力のあることを証するものであろう。
私はかつて大東亜戦争に於て、ニューギニヤの各地に転戦し幾度かこの現実を体験しているのである。
独り人間だけではない、馬などの動物でも日常時々塩を与えることの必要はいうまでもないところである。
かく考えて見るとき、本文の「塩者勝血」は「塩は血を勝たしむ」と前の句の使にかけて読むべきであるまいか。
そしてそれは「塩というものは、血の勢を盛んにする」という意味に解すべきであろう。
勿論其の過食の不可なることは当然である。鍼灸医学大系
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