今日は朝から天気予報通りの雨。しかし、見れば最高気温は22度、最低気温でも15度と、何とも暖かな1日。ところが、明日の予報を見ると天気は晴後曇なんですが、最高16度で最低は6度と。まるでジェットコースターのようで、ビックリですよ。こんなに上がったり下がったりじゃ身体が参ってしまいます。それでなくてもこの忙しさに鞭打っている老体なんですからね。
だから今日はちょっとサボって…ブログを書いてます。実は昨日は「子ども夢教室」の出張授業で吉部小学校へ。この「子ども夢教室」のことは色々書くことがありますので、また後でご報告したいと思っています。
その前日の27日が、令和4年度第54回宇部市芸術祭の「文芸大会」でした。午前中短歌部門とその表彰式。午後からは俳句部門とその他の詩や美術展などを含めた合同の表彰式が行われました。
昨年は文化会館の3階大ホールでしたので、余りにも広すぎて参加者が少なく感じられ淋しかったのですが、今年は2階研修ホールでした。それでホールが一杯になるほど。終り頃は椅子を追加するほどの盛況でした。
俳句部門は、例の如く12時席題発表、12時45分投句締切り、13時より〝俳句の集い〟で、事前投句と席題句の講評など。その後が授賞式。
授賞式には宇部市長、教育長、市議会議長を始め、宇部文化連盟や宇部日報社からも来られていましたので、立派な式でした。我が教室からも今年は宇部市長賞と文化連盟賞を受賞、他にもたくさんの人が入選。皆さま本当にお目出とうございました。席題句でも優秀句6人の内の4人が我が教室の人だったんですよ。何とも嬉しいこと!
市長賞の句は〈新盆や留守電の声消さぬまま〉、宇部文化連盟賞が〈兄五十回忌線路に花樒〉でした。特に後句の、線路事故で亡くなられたお兄さんを詠まれたのですが、その時20歳過ぎだったそうで、これがきっとお兄さんのよい供養になったことでしょう。でも、表彰式には欠席でしたので、私が代理で貰いました。アハッ、役得?かな…写真は…残念ながらありません。
また、常盤公園などに設置された投句箱からの句に特別賞がでました。それが〈ヘラクレス黄緑もように茶色の点〉という句。恐らく子どもの句だということは分っていたのですが、最初は選者も皆意味が分らず。それがオオカブト虫に「ヘラクレス」というのがあるということが分ってナルホドと!子どもに教えられましたよ。何年生かは分らなかったのですが、授賞式で初めて見て何とも微笑ましかったですね。
もちろん事前投句にも学生の部があって、優秀賞の句が〈ぬいだのに着ているみたいな水着あと〉という小学校4年生の女の子でした。また、この子は〈「当たり」の字見たくて食べる棒アイス〉の句も入選。こんな年頃から俳句に親しんで、投句してくれるなんてとっても嬉しいことです。アリガトウ!写真撮るのを忘れてしまいました。ゴメンナサイね!
表彰式では、美術展覧会受賞者や詩部門受賞者も同時にしましたので、終了したのは16時。それから部門ごとの記念撮影が終って、今年度の文芸大会も無事に終了。私たち俳句選者は4人でしたが、やっぱり疲れましたね。出席して下さった皆様もお疲れ様でした。また来年頑張りましょう…なんて、鬼が笑いますかしら?
写真は、市長他お歴々の方々と文芸部門・俳句の受賞者です。
コメントありがとうございました。
故郷にはどなたがおられるのですか?ご兄弟?それとも次の代でしょうか。
故郷というものは帰るのを待ってくれている親がいたればこそですものね。
兄弟になるとどうしても縁遠くなりますし、さらにその婿さんの代になれば…
まあ、お互いに頑張りましょう。
〈新盆や留守電の声消さぬまま〉
我も8月に詠みました・・・。
▲ 身内去り故郷遠き盆の月 (縄)
故郷は婿さん迎えたので、一層縁が遠くなりました。