ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

形見の〝カンナ〟

2018年07月22日 | 俳句

 昨夜の花火大会は、結局音を聞くのみで終りました。土曜日の句会が終り、家に戻る途中若いカップルや家族連れの浴衣姿にたくさん出会いましたが、そこまでの情熱が私にはもうなくなってしまいました。

 先日、浴衣も買ったし、娘が行くならと思いましたが、この暑さで娘も止めると…。息子だけが誰かと出かけました。とにかくこの暑さの中でのあの人込みを考えると、年寄りは涼しい部屋でじっとしているに限りますね。もちろん俳句は詠みたいのですが…

 今日の日曜日も相変わらずの暑さ。部屋に籠って溜まっていることを一つ一つこなさないと大変なことになりそうです。「新樹賞」もそろそろ締切が近づいて来ていますし…。これからしばらくは俳句づけです。

 写真は「カンナ」です。秋の季語で、カンナ科の多年草。中南米原産ですから色も鮮やかで、濃紅、赤、橙赤、黄色などと情熱的な花ですね。だから、歳時記では秋ですが、花期が長いから早くに咲き始めて、真夏の太陽にも負けていない花です。

  あかくあかくカンナが微熱誘ひけり  高柳重信

  炎ゆるべく炎えて知覧のカンナかな  川崎慶子

 二句ともよくカンナの特性が出ていて惹かれます。この花は弱気で詠むとダメかも…イヤ、却っておもしろいかしらね~。私はあまり詠んでいませんし、成功した記憶がないです。ザンネンながら!

 このカンナの花は、母が兄がくれたと言って形見のように大切に育てていました。それを分けてもらってきたものです。だから母と兄に繋がる思いをいつかは句にしたいと思っていますが…、きっと難しいでしょうね。

 写真を撮ったつもりでしたが…見当たりません。ゴメンナサイ!明日撮って載せますね。

 


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