ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

「類語玉手箱」知ってます?

2018年09月07日 | 俳句

 今日は昼頃から雨が降り出して、ちょっと蒸し暑いんですが、気温的には30度を下っていました。夕方には雨も止んで涼しくなり、最低気温も22度と。ホント涼しくなったものですね。

 午後は久し振りにリハビリへ…行こう行こうと思いながら何やかやと忙しくって、今月は初めてかな。これではいけないと分ってはいるんですが、時間が作れない!午後3時からですので、最低2時半から5時過ぎまでを確保しないと行けないんです。それが難しい!今日は何とか出来ました。やはり運動をすれば気分はいいですね。

 先日Y新聞の山口版に、〝ひと物語〟で紹介された藤本直(なおし・77歳)さん。文章を書く時の参考にしてもらおうと、様々な言葉を集めたホームページ「類語玉手箱」を開設し、現在、68万語を紹介していると。

 俳句をしていると、必ず必要になるのが国語辞典。ついでに漢和辞典に古語辞典でもあればいいと、初めは思っていました。ところが語彙が少なくて、なかなか音数に合う言葉が見つからない…そんな経験、皆さんにもあるでしょう?そういう時に威力を発揮するのが「類語辞典」。私も昔は分厚い辞典を買って使っていましたが、今では殆ど電子辞書です。ホントに便利になりましたね。

 今私が使っているのは、カシオのEXーwordシリーズのXDーG20000。殆どの辞書や辞典、ありとあらゆる情報が網羅されている最新版です。それでも、分からないことは山ほどあります。そこで助かるのがインターネット。

 辞書を引いても分からない言葉や行事などがここで見つかるとホッとします。特に地方色豊かな事柄などは写真入りなどで説明されていて助かりますが、いくつもの説明があって、微妙に違っていたりして困ったことがありました。すると、主人曰く、〝ネットに書かれていることが何もかも信用できることだと思うなよ!〟ですって。

 確かに、そうかも知れません。これは明らかに間違っているわと思ったことが、何度もありましたから。特にブログに書かれていることはさまざま…。でも本人の感想としてなら何を書いてもいいとは思います。が、ただ誰が、どんな人が読むのか分からないのですから、その辺はよく考えて、無責任なことだけは書かないようにしたいものです。もちろん私も常に心掛けている…つもりです。

 先ほどの藤本直さんは、萩市に育ち、上智大学で英語を学び、海外のテレビ番組を翻訳する仕事に就いた後、30歳代からはビジネス書などを翻訳するようになった人。その時翻訳で痛感したのは、「多くの日本語表現を知らないと訳せない」ということだったそうです。例えば「Love」は「愛」と訳すが、「慈悲」と訳さなければならない場面もあって、「3,4行に一晩かかることもあり、従来の類語辞典では全然足りなかった」と。そこで、自分で類語をメモするようになり、30年以上コツコツと集め、昨年2月に「類語玉手箱」を開設されたのです。

 そういう方が山口県にいらっしゃること、初めて知りました。これからは私も大いに利用させていただこうと思っていますので、よろしく!

 写真は「ランタナ」、季語にはなっていません。クマツヅラ科ランタナ属。花名(属名)のランタナ(Lantana)は、別属(ガマズミ属)の欧州産の種「Viburnum lantana」にその花形や花序が似ていることから転用されたといわれます。英語でも「Lantana(ランタナ)」と呼ばれています。また、外側から内側へ咲き進むにつれて花の色が変化することから「七変化(シチヘンゲ)」の別名があります。

 

 

 


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3 コメント

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Unknown (甘ん)
2018-09-08 11:53:36
「類語玉手箱」知りませんでした。
さっそくテストしてみましたが、TPOに応じた使い方も分る辞典でした。

これは重宝しそうです。
今まで「連想類語辞典」を使ってきましたが、これから ご紹介いただいた「類語玉手箱」が主になりそうです。
 
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Unknown (ちわき)
2018-09-08 23:10:36
コメントアリガトウございます。
私もこれから利用させて貰おうと思いました。
これを作られた藤本さんもアクセス数が多いのが励みになっていらっしゃるようで、きっと喜ばれることでしょう。
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類語玉手箱 (藤本直)
2018-11-08 11:22:47
『類語玉手箱』の編著者です。皆様にご愛顧をいただき感謝です。言葉の世界は宇宙みたいなもので、無数の語彙が散らばったり固まったり、果てしなく広がったりしています。新しい言葉がつぎつぎと生まれ、死語にもなっていきます。言語表現の多種多彩な意味に思いを巡らせ、連想、独自解釈などを足がかりに文章を作り、それぞれの人がそれぞれの世界を表現しているわけで、その意味では辞典づくりも俳句や短歌、ノーベル賞作品の創作も変わる所はないと思っています。有限でありながら無限の可能性を含む言葉世界から数語を拾い、自分だけの世界を紡ぐとき、『類語玉手箱』が材料提供、ヒント提供の役割を果たすと思いますし、そう願っています。
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