ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

嬉しいラブレターを貰いました!

2024年01月24日 | 俳句

 今朝は久々の真っ白な銀世界が目に飛び込んできて、ワア~きれい!と。まさに天気予報通りの大雪でした…といっても、ここでの話ですからせいぜい積雪5センチぐらいのもの。日本海側の能登半島ではどんなでしょう。こんなものではないでしょうから、被災された方々を思うと本当にお気の毒。心から応援してますので、この厳しさを頑張って乗り越え春を迎えて下さいね。

 下の写真は、もう10時過ぎの日が差し始めた頃ですから、かなり溶けています。

 さて、宇部市文化創造財団が毎年開催する「子ども文化夢教室」。その一環として前年度から始めました小学生たちに〝俳句の楽しさを学んでもらおう〟という企画、この18日で今年度分の全部が無事に終りました。

 今回は、昨年の10月に2校、12月に1校のそれぞれ1クラスずつ、この1月が1校での3クラスという、合計4校の6クラスで実施しました。

 その時、いつも手伝ってくれる財団のイケメンさんから、昨年末に行ったM小学校の先生から言付かりましたよと言って頂いた礼状…それが下の写真です。

 その中にこんなカワイイ子どもたちのメッセージも入っていました。こんなのを見ると、本当にやってヨカッタ!などと思います。これぞまさに教師冥利につきるということでしょうか。昨年度もいろいろ感想を書いてくれたものを頂いたことはありましたが、今回のような絵入りは初めて!

 ここには子どもたちが作ってくれた俳句と絵が描いてありました。あの後礼状を書くために句も詠んでくれたんですね。ウレシイ!季語がきちんと入っていて、素直な気持ちを詠んでねと言った事を実行してくれていますよ。〈あいてないどこから入るサンタさん〉とか〈早ねしてあしたパーティークリスマス〉〈なんでだろもう冬休み終わったよ〉など…

 また、クラス全員29名の感想も…〝ちわき先生へ わたしはきのうで俳句がすきになりました。季語では季節を考えて書くことがすきでした〟や〝ぼくは俳句をつくるのが楽しかったです。もっと俳句をつくりたかったです〟など嬉しいことがたくさん書いてありました。やはり子どもたちにとっては短時間で季語と575を考えるということは難しかったようですが…でも僅か10分ぐらいなのに全員が1句詠めましたからね。ほら、やればできるんですよ。だから大人の人たちも負けずに頑張りましょう。

 しかし、どこの学校へ行っても生徒たちは勿論のこと、先生までもが喜んでくださり、勉強になりましたと言っていただけて、やって良かったと思います。が、これは決して口で言うほど楽な仕事ではないんですよ。だって、先日の授業なんかは先ず3、4校時、その後昼休みをはさんで午後の5、6校時と、ぶっ通しの4時間授業だったんですからね。帰宅したときはぐったりです。でも、子どもたちの元気な笑顔に出逢うと、すぐに疲れなど忘れてしまて、またガンバロウと思うんです。

 今回は3年生でしたが、最後のクラスでは俳句を作ったことがある人と聞いたら1人もいませんでした。でも作り方を教え1時間で27人全員の、ああ、先生のも加えて28句、それを短冊に書いて黒板に掲示し、次の時間は全員で選句です。その後私が優し~く(笑)講評をして、それも全句なんですからね。それをぴったしカンカンに終了するというのも大変なんですよ。でもやりがいがありますし、子どもたちからはパワーを貰っているんですもの。こっちからお礼を言わなくっちゃ…やらせて頂いて本当にありがとうございました。


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8 コメント

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Unknown (翡翠)
2024-01-24 16:53:16
ちわき先生

こんにちは(*^-^*)

金沢も雪です⛄
30~40センチ積もっています(^^;
家の片づけが済んだら被災地の応援が
大変です。
断水が続いているので、男性社員しか応援に
行けません。仕方ないです。

いつ大きな余震がくるか分からないので
けっこうストレスです。
でも地震俳句を作って
憂さ晴らしをしています(^^)/
転んでもタダでは起きません(・∀・)ウン!!
Unknown (ちわき)
2024-01-24 19:12:41
翡翠さん、本当に大変でしたね。
元旦の地震では、貴女のことと白山市に居る2人の俳友のことが心配でした。コメント書こうと思ったけど、それどころじゃないようだったし、たくさんの人からもうコメント一杯だったし…返事を書くのも大変だろうと思って控えていました。
でも、ブログに段々といつものカワセミ節が出てくるようになったから少しは落ちついてきたかなと…
友人もですが、家具の損害があったぐらいで、人的なことがなかったと聞きましたので、安心しましたが…
とにかく俳句が詠めるというのは元気な証拠なのでよかったです。
阪神大震災のあと、友岡子郷さんが詠まれた〈倒・裂・破・崩・礫の街寒雀〉の句には本当にビックリして未だに脳裏に焼き付いています。でも、半年後には〈かの惨の日々うすれゆく吾亦紅〉とも詠まれていて…。
今はまだ大変でしょうが、山翡翠さんとガンバッテ下さいね。
俳句は東日本大震災でもたくさんの人が詠み残しています。
翡翠さんも現場を体験した人間として、しっかり見て感じて詠み残しておいて下さいね。
それが真の俳句なんですから。
いつも遠くから応援していますよ!
Unknown (グライセン)
2024-01-25 06:44:00
おつかれさまでした。
俳句界の2月号・・・先生の特集がありました。
俳句界投句今月は全滅でした・・・
私の一つの目標なんですが・・・
コツコツの苦手な私ですが俳句ってこつこつなんですよね。35年・・・尊敬してしまいます。
Unknown (Unknown)
2024-01-25 06:47:54
お早うございます。
 雪でなく、雨が降ったような、わたしの所です。でも、2月は雪の多い月だから、1度や2度舞い降りってくることでしょう。それが雪☃にならないことを祈りつつ。
小学生の句、読ませて頂いて、ハハハーと、夢のある事、この謎は、明かされずに、こどもたちの夢としてかたりつがれているから“〈あいてないどこから入るサンタさん〉”、夢を追いつつづけ、大きくなって、その素性が分かっても、幼い子供たちに受け継がれていく、不思議です。
 幼いころから、触れ親しんだ俳句の良さは、大きくなっても、記憶に残り、人生を情緒豊かなものにしていくことでしょう。
ちあき先生、子供たちとの触れ合い、応援しています。楽しませて頂いた俳句有難うございます。 K。M
Unknown (ちわき)
2024-01-25 14:54:36
グライセンさん、お元気のようで何よりです。
そにしても「俳句界」の2月号をもう読んで下さったんですか。ありがとうございます。
ああ、もしかしたら毎月投句されているようですから、定期購読されれているのかな?
とにかくみなさん良いことばかり書いて下さって、ホントに身に余る光栄です。
ZOOM句会にも参加されているとか…
俳句に限りませんが、何事も「継続は力なり」ですからガンバッテ下さいね。
こんばんは (ミルク)
2024-01-25 20:24:55
たくさん積もりましたね@@
普段、あまり雪が積もらな地区に、
沢山降ると戸惑いますね。
私の所は、いまのところ全然少なくて助かってます。
膝の痛さで除雪も出来ないです(;^_^A

子どもさんたちに、教えに行ってたのですか。
かわいいラブレター 教師冥利に尽きますね。
お忙しいけれど、至福のひとときでしょうか。
Unknown (ちわき)
2024-01-26 10:02:10
K・Mさん、お早うございます。
今朝は日が差してあの寒さがどこかへ吹き飛んでいったようです。
そちらでは雨程度なら気温が零下ではなかったんでしょうね。
時には雪も…なんて憧れていましたが、これが毎日ならと思うとその辛さや大変さが思われて気の毒、喜ぶなんて…申し訳ないですね。
子どもたちはいいですよ。どんな環境にでも心が反応して生き生き目が輝いていますから。
今回の被災地であっても、今世界中で非常に過酷な目に合っている子どもたちでも、大人のような絶望の目はしていませんもの。僅かな喜びで希望に目を輝かせる力を湛えていますもの。
俳句にもそういう力があることを実感します。どんな過酷な状況も句に詠込めば、それがまた新しく生きる力になってくれると思います。
Unknown (ちわき)
2024-01-26 10:09:32
ミルクさん、この大雪で…と心配していましたが、例年より少ないとは喜ばしいことですね。
雪の大変さは一日で分かりますよ。もうどこにも出かけないで、あるものを食べて、雪籠りですもの。
これが毎日なら…想像以上でしょうから。まして除雪という力仕事も男手でなければ。
もうこれ以上足や腰を痛めないように…ほどほどにね。

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