ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝中川を知ろう〟俳句大会

2018年02月26日 | 俳句

 今日は天気予報は曇であまりよくなかったのに、午後はとても暖かくて気持ちの良い日になりました。それで久し振りにリハビリに行き、運動をして来ました。やはり体を動かすのは気持ちがい~いですね~

 昨日のことを少し説明しましょう…宇部市厚南地区を流れている中川、その〝中川をきれいにする会〟主催の「中川を知ろう」というイベントが開催されたんです。毎年1回行われるイベントらしいのですが、私は地域の住民ではないので全く知りませんでした。例年は秋の草刈り作業が済んだ後、〝中川を歩こう〟というタイトルで開催していたらしいのですが、今年は新しい試みとして、俳句大会をやろうということになり、その選者をお願いされたのでした。しかし、私はその中川を知りませんので、当然選句する前には行ってみましたよ。ハイ!

 俳句大会の表彰式が昨日あり、その選評をするために参加しました。当日はもちろん俳句だけではなく、ビデオで「中川全景の紹介」もあり、その後はカラオケ大会となっていました。

 俳句の応募には、①地域住民であること ②「中川」を必ず詠み込むこと、という二つの条件がありました。一般は59句、中学生は300句以上のところを国語の先生によって一次選考されたもの23句からの選句で、それぞれの部に最優秀賞1句、優秀賞3句、佳作5句です。次に最優秀賞・優秀賞の句を紹介しましょう。

(一般の部) 

最優秀賞 中川に夕陽うつして寒日和  池田ツヤコ

優秀賞  中川やぬらりくねくね梅雨鯰 西藤克裕

 〃   御撫育の中川脈々春を待つ  松永瑞穂

 〃   中川の水面で憩う渡り鳥   山本喜教

(中学生の部)

最優秀賞 中川やうす紅色の春の宵   川村松馬

優秀賞  中川で暑さをしのぐ甲羅かな 古谷怜音

 〃   夕立や中川の上に音残す   田中千夏

 〃   中川の桜見ながら通る道   田村明日香

 昔中川は素掘りであったため、大雨のたびに堤防が決壊し、この一帯が冠水していたので、昭和になってから堤防の内側を石組みにしたんだそうです。その後も地域の農家総出で葦刈りやヘドロの掬いとりをして、この川を守り今に至っているということ。だからこれからも大切に維持管理して守っていくのが住民の義務だということ。この川に架かる橋も20あり、これを近くの集落の人が当番制で維持管理しているので、みんなで協力しましょうと、〝中川をきれいにする会〟の会長さんの挨拶でした。

 写真は、①厚南会館 ②中学生の表彰式 ③カラオケ大会

 

 

        

 


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