ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝八重山諸島5島めぐり 3日間〟へ!(石垣島その1)

2020年03月10日 | 俳句

 昨日は概ねいい天気かと思えば夕方からパラパラと…。天気予報は☀☁☂、その通りになりました。今日も1日中昨日からの雨がボショボショと……。そんななか何もかもが中止という状況では気分的にも滅入りますし、今一つ何にもやる気が出ません。体調が狂うということはこういうことなんでしょうね。人間が如何にメンタルな生きものかということでしょうか。

 私は特にコロナのせいだけではなく、身から出た錆…みたいなもので、この足の骨折が災いして、今まで維持してきた体力が壊れつつあるような…。左足のせいで一番大事な膝と腰に非常に負担が掛かるんです。なのに、それを鍛える足腰の運動が出来ないと。更には動かなくなったのに食べるのは変わらず…そうすれば体重が増えて更に膝と腰に負担が掛かる…という悪循環で悪い膝が悲鳴をあげているんです。歳を取ったら体力の維持が最大の努力課題。向上は望むべくもないんだから、なにもしなければ当然下降へ一途!ですから。維持できるということがどんなに素晴らしいことかって分かっているんですけどね。

 それではここで、コロナの話ばかりに振り回されるのもしゃくですから、そろそろ、〝八重山諸島5島めぐり 3日間〟の旅の報告でも書いて、嫌な気分をサアッーと吹っ飛ばしましょうか。そうしないと、あの感動を忘れてしまいそう!(下の写真2枚はそのちらしです。)

 2月24日(月)、私の誕生日なんですが、あ、関係ないですね。スミマセン!山口宇部空港を11時40分発、FDAチャーター便で石垣空港へひとっ飛び!それが売物の一つのツアーですので、殆ど宇部の人?…いや、そんなはずはないでしょうから、きっと県内の人でしょう。出発ロビーで見た限り、同行のS夫婦以外の知り合いは一人もいませんでしたもの。最初80名限定での募集でしたので、満席だったらしいですが、今回の新型コロナ騒ぎでキャンセルが相次ぎ、それでも60余名のツアー。2班に分れて、それぞれに添乗員さんが付いていました。

 私たちは2班でI添乗員さん。天気もよくって意気揚々と出発したのはいいものの、初日にまさかのアクシデント…予想もしないことがいつ起きるか分からないというのは本当ですね。誕生日というのもあっていい気になっていたのでしょうか。まさに青天の霹靂とはこういう時に使うものなんだと実感しました。

 さてさて、それは夜のこと…それまではルンルン気分で、見学しましたからそれをまずご報告しましょうか。

 始めて乗ったチャーター便…確か2人掛けの2列で21番まで、ということは乗客席84席。日頃乗るのに比べるとかなり小さいですが、天気がよかったからか、全く揺れることもなく快適な空の旅でした。

 〝ところでFDAって航空会社聞いたことある?〟と主人に聞くと〝知らんの~〟と。〝Aだけ分かるわ。きっとエアラインの略よ〟と、話しているうちに、眼下に桜島が…しばらくすると今度は真っ白に煙を吐いた小さな島が…〝もしかして、硫黄島では?〟と、スチュワーデスさんに聞くとそうだと。種子島、奄美大島、屋久島…と名前だけしか知らなかった島がつぎつぎと。この辺りの島は殆どが火山ですので、機上から見るとそれがよく分かりました。それらを見ているだけでも愉しい!天気がよくって本当によかったです。ちなみにFDAは〝フジドリームエアラインズ〟なんですって。

 14時半前に石垣空港に到着。約2時間半ほどの空の旅でした。

 石垣島は、沖縄県で、沖縄本島、西表(いりおもて)島に次いで3番目に大きな島です。石垣市は、日本最南端の都市で、自然たっぷりのパラダイスといわれ、人口5万人弱。ハワイのホノルルとほぼ同じ緯度にあり、年平均気温が23.8℃で、亜熱帯の島。ここには八重山諸島の人口の90%が集中し、経済・行政・交通の中心となっており、台湾へは僅か277㎞の距離に位置しているんだそうですよ。ヘエッ…でもこの日は見えなかった!

 貸切バス2台で、最初に向ったのは、沖縄を代表する景勝地、川平(かびら)湾。

 ここは、日本百景にも選ばれ、2009年ミシュランのグリーン・ガイド日本版では、県内唯一三つ星の評価で格付けされた世界屈指の観光地で、湾内では世界的にも珍しい黒蝶真珠の養殖も行われているところです。

 そこでグラスボートに乗り、美しい珊瑚礁と熱帯魚を見ながら30分間のミニ航海です。でも、ウ~ウン、ここでも珊瑚礁が危機に瀕していると。即ち地球温暖化や海洋汚染による白化現象がどんどん広まっているのだそうです。このコバルトブルーの美しい海を私たちは何とかして守らねば…と、小さなお魚さんたちを眺めながら思いました。魚はいろいろ泳いでいたのですが、小さくて…映っていませんね。

 次は、唐人墓へ。富崎観音堂の近くにあるひときわ目をひく極彩色の中国人のお墓です。

 これは、米国船ロバート・バウン号事件で非業の死を遂げた中国人の霊を祀った墓で、バウン号事件とは、1852年2月、中国からアメリカへ向かう商船バウン号内で、虐待に耐えかね暴動を起こした中国人たちが、船長以下7名を撲殺し、船はその後台湾に向かいましたが、石垣島沖に座礁してしまい、380人が島に上陸。 石垣の人々は仮小屋を建て、彼らを収容しましたが、米国と英国の海軍が三回にわたり来島、砲撃を加え、武装兵が上陸してきびしく捜索を行った結果、山中に逃亡した 中国人達は銃撃、逮捕され、自殺者、病没者も続出したとの事です。
 琉球王朝と蔵元は人道的に対応、島民も密かに食糧や水を運び、中国人側の被害が少なくなるよう配慮し、その後事件処理に関する国際交渉に取り組んだ結果、翌1853年9月、琉球側が船二隻を仕立て、生存者172人を福州に送還。 中国福建省出身者128人の埋葬された墓は、かつてはあちこちに点在していたものを、石垣市が合祀慰霊するため、台湾政府や在琉華僑の支援などをうけて、この唐人墓を1971年に完成させたんだそうです。その時はまだ沖縄返還がなされる前だったのかしら? 寄付金はみなドルで記入されていました。

 島の人たちの心の広さや優しさを、今に語り伝える話でした。が、こお話には事実と少し違う面もあるらしく?…詳しくはWikipediaでどうぞ。

 その後、今日と明日2連泊の「グランヴィリオリゾート石垣島グランヴィリオガーデン」へ。バスが着いた途端、玄関に大きな垂れ幕が…わあ、「千葉ロッテマリーンズ」のご宿泊ホテルなんですって!ロッテフアンは色めきたったでしょうが、私たちはカープフアンですから…私なんかロッテの選手よく知らないもんね~。アハッ…

 ホテルの証拠写真を撮っておこうと思っていましたのに、それどころでなくなって…それでこれはパンフより

 その夜の食事…石垣牛と島野菜の焼肉セット、大変美味しかったんですけどね~。いや、足は痛くてもしっかり食べましたからご安心を。では、つづきはまた…

 


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2 コメント

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こんにちは (ミルク)
2020-03-11 12:22:19
まだまだ動きがとれなくてたいへんですね~
沖縄の感動シーンを思い出しながら、気を紛らわせるのもいいかな。
石垣島方面は行ったこと無いですが、本島には2度行きました。
空から見えた、火山島や、海の色に感動したことを思い出しました♪
お大事にしてね。
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Unknown (ちわき)
2020-03-11 22:46:44
ミルクさん、こんばんは!
私も沖縄には2,3回行ったことがあります。確かに海の碧さや透明感は同じようなものかも知れませんが、八重山諸島に流れている時間が全く違うような気がします。
ゆったりとした自然に委ねるというか、そんな快い時間…石垣島でもそうですから、もっと小さい島はそれ以上かも…
要するに焦っても仕方がない、少々のことは…〝なんくるないさあ~〟なんですよ!私の足だって…そのうちさあ~です。
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