ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

大変失礼しました

2017年03月26日 | 日記

  

 実は大変なミスをしてしまいました。ごめんなさい!

 3月20日付の「お彼岸」の記事で、高濱虚子の句碑を紹介しましたよね。

 それについてのご指摘を戴きました。

    石船に灯る春のみなとかな

 この句は、「石船に」ではなく「百船に」ではないでしょうかと…

 すぐに調べてみましたよ。ア~その通りでした。ご指摘心から感謝致します。有り難うございました。

 載せる前一応ネットでも確認したのですが…(そりゃあ石船で検索したって出るわけないでしょ

 図書館まで行って調べる余裕もないし…それで見切り発車……これはやっぱりですよね

 句碑の字を石船と読んで、その時は誰も疑問を持ちませんでした。

 「石船」というのは石を運ぶ船です。義母や旦那は根っからの広島人だから、おかしければ気付くはずなのに。

 「昔は石を運ぶ船が広島のみなとにいたんじゃのお~」「明治じゃもんね…」

 まあ、こんな会話をして写真を撮ってきた次第。

 ブログは誰が読むか分らないのだから、こわいんよと娘からも言われていましたのに。

 勿論活字になるものにはいつも細心の注意を払って書いておりますが。

 いいも悪いもある意味自分をさらけ出しているのですからね。それでは正しい句をご披露しましょう。

    百船に灯る春のみなと哉

 「百船」とは、「ももふね」と読み、たくさんの船のことで、ここでは釣船のこと。

 春暁の静かな瀬戸内海に、たくさんの釣船の灯が浮んでいるさまを詠んだものなんですって。

 どうかこの正しい句の方を覚えてくださいね。お願いします。

 ところで、今日は俳人協会の役員会で防府に出掛けました。

 ここでも役員改選が一番の議題でした。高齢化の波が押し寄せて、困ってるのはどこも同じ。

 〝若い人どこかにいませんかア~〟と、触れ歩きたいです。

 まあどうにか決着がついて、みんなで食事をし、お開きとなりました。

 家の近くまで戻ってきたところで、何と道路を雉が歩いているではありませんか。

 車を近づけても逃げません。そろそろ雉も恋の季節にはいったのでしょう。

         

              

 

        

        

 


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2 コメント

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ボチボチと (風の盆)
2019-10-04 16:04:58
ボチボチと読ませてもらってます

久保田万太郎だったかな
一日一句とか 

>「石船」というのは石を運ぶ船です
感性とは言っても、やはり俳句も辻褄が合わなくちゃならないか
山田洋次が初期のころ
確か「故郷」だったかな
瀬戸内を石船が渡っていく
井川比佐志は無口な男
やはり男は無口な方が映えるかな
まあ、滅びゆく美を山田洋次は描くか

まあ、短歌が8分とすると、俳句はせいぜい6分か
座の文学か  なるほど

しかし、文と写真とでバランスが取れているな
面白く読ませてもらっている


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Unknown (ちわき)
2019-10-05 00:36:22
風の盆さん、はじめまして!
コメントありがとうございます。最初から読んでいただいているのでしょうか?うれしいです。ホントに〝ボチボチ〟と読んで下さいね。
また何か気づきがありましたらよろしく。
それはそうとお名前が〝風の盆〟ということは八尾の方ですか?違ったらゴメンナサイ。
私の行きたい、見たいところの一つなのですが、なかなか縁が無くてまだ実現していません。来年あたりは計画を立てようかなとも思っています。何か情報があれば教えて下さい。
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