ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

「甘えるな」…コロナ後遺症への無理解?

2022年11月20日 | 日記

 今日はちょっと曇りですが、最高気温は21度と…まあまあのお天気。午後からは二俣瀬の文化祭で展示した俳句の短冊や色紙を回収に行きました。

 先週の日曜日も厚南の文化祭、やはり俳句教室の展示をしました。この2年間中止していたのがやっと復活です。しかし、どこもそうですが、集団的な発表ものを除いたり、おでんやぜんざい等の食べ物を止めたりと、以前よりは短時間で縮小しての開催でした。

 最近はコロナが収まったからというのではなく…いや却って今は第8波という急速な感染者の増加がみられるぐらいなのですが、まるで堪忍袋の緒が切れたかのように誰もが我慢できなくなったのでしょうか。だってみんな最初のように怖がっている風には見えません。賑やかで愉しげな以前の行動に戻っているみたい。違うのは検温やマスクや消毒などを必ずするところかしら。

 やっぱり日本人は…いや、これはどこの国でもそうでしょうが、お祭騒ぎが好きなんですよ。やっぱり愉しいですもんね。

 ところで、今日のYahoo!ニュースに、次のようなことが…「東京都の新型コロナウイルス後遺症研修会が20日、オンラインで開かれ、医療従事者など約870人が参加した。」と。

 それによると、後遺症治療で知られるヒラハタクリニックの平畑光一院長が登壇し、感染者の半数程度に「少しだるい」など軽微な後遺症があり、外来治療が必要な患者が10%程度いると明らかにしたそうです。

 また、自宅待機期間が終り仕事に復帰しても、すぐには元の状態には戻らないので身体の不調を訴えたりすると、「甘えるな」とか「その症状はウソ」などという周囲の理解のなさも本人を苦しめているのだと。

 先日コロナに罹ったわが息子ですが、結局身内には誰も感染しませんでした。でも親しい友人には感染していたんだと聞くと、やっぱり怖いですね。お婆ちゃんに移らなくてヨカッタ! だって、今だから言えますが、私が自宅待機を解除されて久し振りに義母宅へ行き一緒に食事をしたんです。そしたらその夜中、義母が39度以上の熱を出したと言うんですよ。もう驚いたのなんのって! おまけにすぐ病院へ連絡するも休診。仕方なく解熱剤を飲んで寝てもらっていたら37度近くまで下がりました。が、怖いので翌日診察して貰おうと電話すると、熱が下がったのなら自宅で様子を見て欲しいと。以前は熱が出たというと直ぐに検査してくれてたのに…これは検査キットが不足して病院も対応しきれないからなんでしょうか。そういう意味でこの1週間は怖かったんですよ。何もなかったからいいようなものの…お婆ちゃん、あの熱は何なの?と聞くと、〝そりゃあ、知恵熱よ〟なんて…ホント笑い話でよかった!

 さて、さて、息子の方は自宅待機が解除されて14日から仕事に復帰したのはいいのですが、それまでの咳や喉の痛みはまだ治らず、今度は歯が痛いだの耳がおかしくなったなどと、次から次に不調を訴えます。だから病院に行っては薬漬けに。当然食欲はないし、歯が痛くてよく噛めないから何も美味しくないという…困ったもんです。この歯が痛いのも虫歯ではなくて高熱が出たからなんだそうですよ。いくら重症でないからといっても7日間の自宅待機が済めばすぐに元のように戻るとは限らないんです。若い者でもそうなんですからこれが高齢者だったらなんて…考えるだけでオソロシイ!もちろん後遺症も人によって様々でしょうが、やはりなんといっても罹らないに越したことはありません。〝触らぬ神に祟りなし〟ですよ!

 このように「コロナに後遺症がある」ということはある程度知られていますが、実際に罹った人や身近に接してそれを目の当たりにした人でないと理解しがたいものなのかもしれませんね。再びコロナの第8波に入りつつあるこの頃、感染予防対策が重要なのは当然ですが、今日現在までに2377万人以上が罹っているのですから、その後遺症に対する対応ももう“待ったなし”の状態になっているのではないでしょうか…ということでした。

コメント (6)
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