ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

今日は〝文化の日〟です…が、吟行へ!ー六軒茶屋ー

2021年11月03日 | 俳句

 今日はもう11月3日、「文化の日」ですよね。なんでこんなに時間の経つのが早いの~と、焦ってしまいます。だって今年も残り2ヶ月を切ったということでしょう。毎年のことですが、自分ながらイヤになります。結局何もかもが中途半端で年を越してしまうことになりそうで…決していい加減にやってるわけじゃないんですが、やるペースが遅いからそのしわ寄せが次々と溜まっていく…うえ~ん!なんです。

 一トしぐれありし文化の日なりけり 久保田万太郎 

 毎月第一水曜日にある恒例の吟行会、今日は祝日でしたが実行しました。昨日見た天気予報では、今日は確か晴のち曇だったので、今回もバッチリと思っていました。すると出掛けに主人がスマホを見ながら午後からは雨が降るらしいぞと。エエッ、そうなの?まあ山の方だから天気が変るかもねと言いながら、朝8時には家を出ました。そうなんです。今回の行く先は萩市の「佐々並(ささなみ)」地区でしたから。

 8時30分宇部山口空港傍の駐車場に集合、2台の車に参加者8名が分乗して出発です。この時はもちろん…でも片隅に変な黒雲が少しありましたが、今から行く方は青空でしたから、主人の言った雨のことはもうすっかり忘れていました。まさかこの万太郎の句のように、佐々並で〝ひとしぐれ〟に会うなんて!

 さて、この佐々並地区というのは、江戸時代に萩と三田尻(防府市)を最短で結ぶ53㎞の古道「萩往還」の宿駅機能を果たした宿場町です。以前にも吟行に来ましたので紹介したかもしれませんが、「佐々並市(いち)重要伝統的建造物群保存地区」に、平成23年6月指定されたところです。

 その佐々並へ行く萩往還の途中に「六軒茶屋」というのがありますので、先ずそこへ寄って行くことに。

 萩往還は、江戸時代のはじめ萩城と三田尻の御船倉を結ぶ、参勤交代の道として整備された街道ですが、政治的に重要な道であったため、道幅2間(約4m)の大道として位置づけられました。そのため、利用する人も多かったので、山口県の歴史にとっては大変意義のある道でした。しかし、中国山脈を最短距離で越えるこのルートには、険しい坂や峠が多くて、通行く人たちにとっては苦労の多い旅であったようです。そのために旅人の休憩の場として茶屋が所々に設けられました。

 この六軒茶屋は、その茶屋の中でも萩往還最大の難所、一の坂にあったとされる茶屋で、ここには昔六軒の農家があり、佐々並から山口に家があったのはここだけだったとか。それで、往来の旅人の良い休み場で、軒先を茶店にして旅人をもてなしていたことから六軒茶屋と呼ばれるようになったのだそうです。ここへの途中には石畳が敷かれたり、藩主の御駕籠建場(おかごたてば)や御茶屋も設けられていて、それを復元した建物がこの六軒茶屋跡にはあります。

 この辺りは中国山地ですから宇部よりは寒いので、てっきり紅葉が見頃だと期待して来たのですが、ほんのわずかに見られただけ。残念!

 長くなりましたので、この続きはまた次回で…!

 ところで、先日のブログ「〝銀杏〟は〝銀杏の実〟?」で書いたことなんですが、〝銀杏は10個以上食べると身体に良くない……血液がどろどろになって心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいんだ〟ということについて、いつも私のブログを読んで下さっているK.M様から貴重なコメントを頂きました。

 それを読むと、これは全くのデマ?だったということが分りました。梗塞を起こすのではなく反対に血液をサラサラにしてくれる働きがあるのだと。また食べる数についても調べてみましたらまちまちで、大人は20~40ぐらいまでは大丈夫だとかいろいろありました。しかし、体調や個人の体質で違うから余り食べ過ぎない方がいいとも。でも、子どもには5粒以上は絶対よくないし、亡くなった例もあるそうですから気をつけた方がいいと思います。とても参考になりますのでここに貼付させて頂きました。皆さんも是非読んでみて下さいね。

 ギンナンについて

https://blog.goo.ne.jp/eiyou-km/e/b87ecfe629bf55f0fb52d2f522843879

参考になるかどうかわかりませんが調べて掲載しています。  K.M 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする