ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

ぐうちょきぱあの木

2018年04月19日 | 俳句

 昨日、今日とよいお天気でしたので、やっと旅行中の洗濯物が片付き、一段落しました。

 旅行に行くのはいいのですが、どうもペースが狂ってしまい、元に戻すのには時間が掛かります。二,三日の国内旅行でもそうなんですから、まして海外ではもっと、もっと大変!…これも年とともにひどくなるようで…困ったもんです。

 特に俳句やブログから解放されていたので、完全にネジが緩んでしまってなかなか俳句モードやブログモードにはなってくれません。

 先日の吟行会で面白い話が出ましたよ。「先生!〝ぐうちょきぱあの木〟知ってますか~?」「えっ、知らないわ。どんな木?」「1本の木なのに葉がぐうやちょきやぱあになっているんですって!〝かくれみ〟というんですが…。」「ああ、それだったら知っているし、結構どこにでもあるから見つかると思うけど…でもそれを〝ぐうちょきぱあの木〟というのは知らなかったわ!」

 ということで、キョロキョロ見ながら行ったんですが、見つかりませんでした。ところが、同じ道なのに帰る時に見つかり、一つ見つかると、ああ、これも…あれもよ…と次々に。面白いもんです。往きは必死に探しながら行ったし…帰りはもう諦めて戻ったのに…見る目が違っていたからでしょうか。こんなことってよくありません?目を皿のようにして探すときには見つからなくて、諦めた途端に見つかるということ。

 そこで面白い句が出ました。〈囀やぐうちょきぱあの木を見つけ〉でもこれでは季語が今一つ効いていないと思いますが…私だったら〈山笑ふぐうちょきぱあの木を探し〉ぐらいにしますね。

 帰宅して、なぜそんなにいろんな葉があるのかをちょっと調べてみました。

 〝かくれみの〟は、ウコギ科の常緑小高木で山地に自生。葉は枝先に集まって互生し、革質で光沢があり、主脈は3本、老木の葉は卵形で切れ込みがないが、若木では深く3~5裂する。夏、小枝の先に淡黄緑花を散形につけ、果実は晩秋に果熟、庭木にもする。

 確かに手を広げたようなぱあの葉が、少ないけれどありました。やはり多いのはぐうですね。

 

コメント
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