SMOKING ISLAY
BLACKADDER(ブラックアダー)社
東京オフィスの近くに「リカーズハセガワ」という酒屋さんがありましす(八重洲地下街)
お昼ごはんのついでにぶらぶらのぞくことがあります
派手にディスプレイしてあるウイスキーが スモーキング・アイラ いかにも「アイラ島のシングルモルトですよ」という名前ですが どうも嘘っぽい 重みがない名前と言えるでしょう
よく見るとシングルカスク つまり樽詰め生一本
正に前回記事でカッコイイと書いた「何も割らず 濾過せず 樽から出しただけ」の製品らしいのです
ラベルにも箱にもどこの蒸留所か書いていません 聞くと「ラフロイグ」とのこと なるほどスモーキーなはずです
解説によると
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1995年にザ・モルトウイスキー・ファイルの著者であるジョン・レイモンドとロビン・トゥチェクが創業したウイスキー専門のボトラーです。その製品は創業当時から全て氷点下フィルターを使わず、カラメル着色も行わずにボトリングされ、ボトリング工程で失われる量は1%未満。これはスコットランドでも例外的な低さであり、樽の中身の状態に極めて近い物であることを示しています。
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と
通常ウイスキーは樽出し状態では いろいろな成分がまじり 温度が下がると白く濁る場合があり 一般消費者には理解されないらしく 0℃前後に冷やして濾過しているそうで それはシングルモルトでも同じだとか
ただしボトラーズ(独立瓶詰業者)が扱うシングルカスクは個性が命 大きなゴミのみ取り除き あとはそのまま
正規ラフロイクも個性的ですがこのスモーキング・アイラ版と比べると
“養殖と天然” “ブタとイノシシ”ぐらいの違い といったところでしょうか
メインは美味しい日本酒でしたが お酒の味と同じくらいにお店の雰囲気とか 一緒に飲むお相手というのが大事という事を改めて感じました
今勤めている会社では未だに「一気飲み」とかいう過去の遺物的な飲み方をするので 私は個人的に飲んでます 「十年」のような雰囲気の良いお店で たまにはリッチな気分で酔いたいものです・・
すると、なにか?通常は着色しとるっちゅうことか?
琥珀色・・これは着色した産物ではアカンやろ。
もちろん銘柄によって違うでしょうけど ある程度まとまった数の品質を統一しようとすると必要かもしれませんね
メーカーではなく独立瓶詰め業者がするシングルカスクの限定品だから出来るのかもしれません
ボトルにはナンバーリングもありましたから