goo blog サービス終了のお知らせ 

many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

シアトルユーに乗りながら考えたこと

2011-06-28 21:47:58 | 馬が好き
乗馬に行く。
9時ですでに暑い。
部屋にいるときは短パン・ハダシで十分暑いのに、なんで太陽まぶしい屋外で運動するのに、キュロットに長いソックス履いて、そのうえフクラハギをチャップスで巻かなきゃならんのか。暑いよ

ひさしぶりに、シアトルユーに乗る。七夕賞にも新潟記念にも出たことあるというツワモノサラブレッドである。
どーでもいーけど、私の印象としては、ナマキズのたえない奴だなーってイメージがある
べつに悪い馬ぢゃないんだけど、転んだとか蹴られたとか自分でやったとかいって、しょっちゅう傷をこさえてる気がする。
はじめて見たころに比べたら、だいぶおとなしくなったと思うけどね。(関係ないけど、リンゴも食べるようになった。)

んぢゃ、馬装して(折り返し手綱のつけかた分かってない)、馬場へ行くよ。
常歩でギュッギュッ歩かせるよ。最初が肝心、ていねいに。
どんな馬だか忘れちゃったけど。速歩スタート、軽い軽い
ハミうけに気をつけるようにして、どんどん動いてもらう。
一度だけ、道路側にいたときに、車に驚いたのか何なのか、突如走りだした、ホーホー
たぶんだいじょぶだとは思うけど、やっぱ広いとこだと危なっかしいので、道路側を避けて、片隅で輪乗りする。

うーん、個人的な感想として言わせてもらうと、バタバタって走りだしたり、キュッて止まったり、ピョンって横に飛んだりするとき、サラブレッドって重心が上下すると思う。それがヤだ
きょうのシアトルユー乗ってても思ったんだけど、加速する(←本気ぢゃないよ、言っとくけど)とき、グッと沈むような感じする。
急停止とかするときも、前脚を突っ張るようにして(ネコが(馬もするけどね)ノビするようなカッコ?)カラダが沈む。ハネたり横っ跳びしたりするときも、上下動が激しい。身をよじるような動きも加わってるんぢゃないかと思う。
なにと比べて言ってんだってことになるけど、サラブレッドぢゃないの(乗馬ウマ、特に私の好きな“ヨーロッパ乗馬ウマ”)は、そういう動きがないと思う。駈歩をスピードアップさせても、そのままの姿勢で速くなるし、驚いたりして横にスッ飛ぶときも、座ってる位置は変わらずポーンって動く気がする。まるでテーブルを運ぶがごとく、四つ足が同時に飛ぶみたいに、馬の姿勢が変わらない感じがする。あくまで私個人の限られた経験による感想だけど。
だから何だっつーと、サラブレッドに乗ってるほうが落ちやすいってことだ。背中が上下左右斜めに動くと、その上にとどまってることができないから。
まあ、いいや。自分の技量のなさを馬のせいにすんのはやめて、練習、練習。

輪乗りで主に内側の脚でグッて圧すと、おもしろいように前に出てくれるよ、シアトルユー。そしたら、拳ギュって握って、はいはい、それ以上行かないよ、ってやってみる。脚と拳、同時に使わないよーに。輪乗りの手前を何度も替えて、繰り返し、繰り返し。
なんとなくできてるような気がしてきたら、いちど常歩にしてから、今度は駈歩。拳ギュッて使うと、速歩になっちゃうよ。ゴメンゴメン、そこまでは言ってない、ほら駈歩、駈歩! って脚でドンってやり直す。
手綱伸ばした常歩で、休憩。
なんかねー、途中の休憩も、サラブレッドのときのほうが、すぐとるよね。あんまり長時間ギュッギュッやってっと、馬がイラッてしてるような気がするからかな ストレスためて爆発すると恐いからね、サラブレッドは。
んぢゃ、気を取り直して、また始めるよ。軽速歩で輪乗り。ハミうけ、ハミうけ。
拳でグイグイやったあと、スッと手綱のばすと、クビが下がってって馬がいいカッコするよ。ヘタの考えジャマするに似たりってやつだ。
それにしても、速歩でも駈歩でも、アタマ上げてこねーなーって思って乗ってたんだけど、あー、なんだ、馬具だって気づく。まったく…。
広いほうへ行って、歩度を伸ばしたり詰めたりしてみる。少し手を前に出すようにして、ゴー!って言ってみると、ほいほい!とばかりに、一所懸命歩いてくれるようにみえる。さらに内側の脚で圧すと、たまらず駈歩になるんで、ゴメンゴメン、そこまでは言ってない、ほら速歩、速歩!って拳を止める。
…速歩はいいんだけど、駈歩は、爆走が怖いからな、って、もいちど、輪乗りで伸ばしたり詰めたりしてからにする。
伸ばすのはすぐビュンって出るんだけど、詰めるほうは、詰めよう詰めようとして、ずっと引っ張りぱなしだと、すぐバトルになっちゃうんで、意識してすぐ返すように心掛ける。一回ギュッてしたら、ニュートラルになることを目指す。輪乗りの半周を速くしたら、ギュッとして、残りの半周を軽く走るように。
んぢゃ、あらためて、駈歩で広いほうへ。
ふと思いついて、ツーポイント。
どーでもいーけど、最近、競馬をナマで見る機会に恵まれてるのね、ひさしぶりに。それで、レースはいいとして、いわゆる返し馬ってやつを比較的間近で見るんだが。
レースとちがってウォーミングアップだから、そんな激しい動きぢゃないんだ、サーッと走ってく。そうすると、そういうとき騎手の背中って、みごとに動かないんだよね。たぶん背中にモノ置いても落ちない。そのくらい安定している。
でも、馬は走ってるわけだから、それなりに上下してるはず。なんで人の背中が動かないかっていったら、馬からくる揺れは、アブミ踏んだ爪先から、カカト、ヒザ、股関節(?)までで全部吸収してるからなんだろうと思う。
んで、かえりみるに私の乗馬。モンキー乗りするわけぢゃないから、背中を水平にする必要はないんだけど。馬の一完歩のたんびに、それなりに揺られて、シーソーでギッタンバッコンしてるときのように頭が上下するのを、あー面白い面白いなんて楽しんでたんだけど、それってもしかして違うんぢゃないかと。
揺られて、どんなときでも鞍に体がピッタリくっついて、馬にあわせて上下動してんのが乗ってる証拠って思ってたんだけど、もしかしたら、頭の位置は常に一定の高さで、馬の上下動は全部下半身の関節で吸収しちゃうって乗り方もありえんぢゃね?と疑問をもったわけだ。
んなわけで、ちょっとツーポイント。いつもだったらホッピングしてんのかもしれないけど、少し前傾して、頭の高さ変わんないように、ヒザと足首でなんとか姿勢を保つってのを意識してみた。できたかできてねーか、分かんないけどね。
ちなみに、その前は、軽速歩でもやってみた。少し前傾して、おしりの上がったとこからスタート、頭の位置変えないつもりで軽速歩。
ま、いいや。だから、どーしたってことでもない。ただの興味本位なんで。そのうち、もっとアブミ短くしてやってみよっと。
さあ次は、駈歩用の横木があったんで、爆走しないだろーなと用心しつつ、通過を試みる。
勢いだけで突破しちゃうってのがヤなんで、最初の横木の前で余分に一歩入れるようなイメージで、抑えて入ってく。横木通過はリズム崩さず上手だよ、シアトルユー、ポンポン
繰り返しで横木に向かうのにグルーっと回ってくるんだけど、その助走区間でいろいろやる。脚で推進したら、こんど拳で受けとめるようにして、そのあとニュートラルを目指して、回転を強く、横木への直線上に入ったら勝手にスピードアップだけはしないように待って待ってって感じ。
何回かやってるうちに、おかしなこと発見。いちど伸ばしたあと、こんど抑えようとすると、うまくできない、ひどいときはもっと加速しそうになる。
シアトルユーの反応が顕著なんで、自分でわかった 拳つかうときに、よしゃあいいのに、私が上体を後ろに傾けるようにして背筋をつかうがごとくにして引っ張ってんだな、これが。結果、騎座で馬をグイグイ圧すような座り方をして、馬に走れって言ってんだ、きっと。(ミラノとかキングフッドに対して、よくやっちゃう。止めるつもりが走らせてる。)
問題、多いなー。結局、ハミうけとか余裕持って確かめられるのは常歩まで。速歩になると、左右に傾いて座っちゃったり、駈歩では、わずかに背を引き締めればすむところをギュッと推進するような騎座になっちゃったりで、上手に手綱でのコンタクトをとるとこまでいかない。
特に駈歩はひどいなー。これやってるうちは、障害は飛べないなー。
練習おわるころには、また薬指の皮がむけてたよ

終わった後、もしかしたら森林でも歩いてみようかと、今日来る前は思ってたんだけど、さすがに、この馬では森林馬道に散策行く気はしないなー
馬装したときも気づいてたんだけど、洗ってたらさらに気になったんだが、背中とかに汗ダーッてかくから、お肌にトラブルあるよ、シアトルユー。私にしては、すこし丁寧に洗って、ブラッシングもして、終了。リンゴやったら、喜んで食った。

それはそうと、先週もらった、新しい馬がいたよ。

名前は、キクジロウだ
父アドマイヤベガ・母マンダリンムーン・母の父ティンバーカントリー、2005年生まれ6歳、青鹿毛のサラブレッド。ちなみに競走成績は29戦1勝。
「馬名意味」が「人名」って、おいおい
知ってるよ、北野武(映画監督?)のお父さんの菊次郎でしょ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする