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鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

冬支度

2021年11月17日 | 日記
ウールのコートがそろそろ欲しくなりました。私はまだ綿のハーフコートで出歩いています。お昼間はまだまだほっこり日和です。

衣替えもしないで夏から秋、そして初冬を迎えてしまいました。段々いい加減になってきました。春と秋が「あれっ?」と言う間に過ぎてしまうンですもの。

昔、その昔、カシミヤのコートをいっぺんに2枚買いこんだことがありました。それはそれは高い買い物でした。黒とキャメル、迷いに迷って結局2枚・・・、

「このカシミヤは一生ものですよ」と行きつけのブティックで囁かれ、贅沢をしてしまいました。このコート、一生着たか、と言われれば、およそ6、7年着てダメにしてしまいました。2枚を冬になると大事に交互に着ていたのに。もう「嘘つき!」と思いましたよ。

原因は、季節の変わる毎にクリーニングに出し過ぎたようです。年々艶がなくなり、生地も薄くなっていきました。薬品に負けていったのです。

でも、高い買い物でしたから捨てるのは忍びなく、実家のどこかにまだあると思います。そうなんですね、変な話、高いお金を出した物って捨てにくいのです、この心理、判ります。(でも、このあたりから処分しましょう)

「終活!」と声高に急き立てられているような現在の風潮ではありますが、そんなに、ぽんぽんと捨てられないんです、私。

皆さん、さっと、潔きよく捨てられるのでしょうか?コツは何でしょう?

進む

2021年11月16日 | 日記
横浜東口のベイエリアです。

高層建築の工事が次々と進められています。

世の中が活況を帯びてきました、急速に人出も増えて、旅行の代金も公の負担が決まり、いよいよ日本列島が動いてきた感があります。

私の仕事に関していえば、企画している商品を作り手の職人さんに渡し、仕上げてもらい、催事場で売上、その売り上げは2か月後の入金です。平均4か月のスパンで回していきます。この間、布他材料の仕入れ、配送費、仕立て代、が出ていきます。在庫をほぼ持たない、,持てないと言った方がいいかもしれません。

企業して、世の中や、自分の状況と折り合いをつけながら仕事を続けてきました。「最悪の状況を想定して最良の方法を取る」とよく言われる、この言葉を御題目のように唱えながら。

この2年あまりのコロナとの戦いも苦しかったですが、女性であるが故の様々な当たり前の「役割」との戦いも大変でした。

子育て、親の介護、連れ合いの看取り、子供の結婚、孫のサポートと、次から次に、本当にやるべきことが出て・・・、必要とされることは有難いことなのですが。でも、裏を返せば、自営だから、自分のペースで仕事ができたというビジネスライフだったとも言えます。

そして、布で何かを作る仕事の、私の「理想」に少しでも近づきたいという、その思いが、ここまで続けてこられたのだと思います。

日本人が、日本人の作ったものを愛し、長く使い続けてもらえる商品を作りたい、「メイドイン・鎌倉」を私はお届けしたいのです。

お陰様で人気アイテム、ブックカバー、送り出した総数は21000冊を超え、道中財布は、昨年、鎌倉市ふるさと寄付金対象商品に認可して頂きました。これは、日頃から鎌倉今村を支えてくださっているお客様のおかげです。22年も続けてこられた奇跡も、お客様がもたらしてくださったものです。

本当に有り難うございます。

まだまだ小さな取り組みですが、志は大きく、日本の布文化を発信し続けていく心意気です。

今後共、鎌倉今村を、どうぞよろしくお願いいたします。




美容院

2021年11月15日 | 日記
髪を切ろうと思っている、別に失恋したわけではありません。

ショートカットで着物も素敵だなーと思い始めました。

美容院がなかなか「ここ!」というところに出会えません。数年、東京まで行っていたのですが、やはり地元がいいです。地元にお金を落す心構えが大事です。

長い髪は別に技術的にどうのこうのということはなく、短い方が難しい。それに、マメに通わないとみっともないのです。

冬に向かってショート、25年ぶりぐらいかもしれません。イメチェンしても、ブログに写真など載せません、念のため。(別に誰も見たくないですよね)

日本茶

2021年11月14日 | 日記
「日本茶、美味しい!」自分でいれたお茶に、思わずつぶやいた。

珈琲も、紅茶も好きだが、一番ほっとするのは、私はやはり日本茶です。

頂き物のお茶が結構あって、気が付いたら自分で最近買った記憶がない。

日本茶がしみじみ美味しいと思うのは、秋も深まり、もう冬の入り口なのですね。

日本の観光地は、お客様がほぼ50%戻ってきたと報道がありました。コロナの接種も進み、これから年末に向けて飲食も盛んになります。

さて、私はどうしていきましょう。気を緩めず、マスクも手荒いもちゃんと続けます。その上で、仕事も広げていきましょう。年明け1月、有隣堂横浜西口店様の催事が決って居ります。にぎやかな催事にいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

ゴッホ展

2021年11月13日 | 日記
雲一つない青空の元、たくさんの人が休日を楽しんでいる上野公園。都美術館で開催されている「ゴッホ展」に行ってきました。

37歳という若さでこの世を去ったゴッホの遺した作品の中から油彩画、素描、版画60点余りが展示されています。

日本がバブル景気に沸いていた時代、損保会社が、58億という驚くべき価格で落札した「ひまわり」は大きな話題になりました。

ゴッホ展会場は、予約制でしたがかなりの混雑で、全作品を見終えるまで、私は2時間以上かかりました。

丹念に描き込まれたデッサンの修業時代から、精神を病む晩年の傑作「糸杉」に近づくにつれ、呼吸が苦しくなり、それでも、絵の中に込められた苦しみ、喜びを見出そうと目を、心を凝らしました。

ミレー、ルノワール、モンドリアンの作品なども展示されています。

12月12日までとのことです。