雲一つない青空の元、たくさんの人が休日を楽しんでいる上野公園。都美術館で開催されている「ゴッホ展」に行ってきました。
37歳という若さでこの世を去ったゴッホの遺した作品の中から油彩画、素描、版画60点余りが展示されています。
日本がバブル景気に沸いていた時代、損保会社が、58億という驚くべき価格で落札した「ひまわり」は大きな話題になりました。
ゴッホ展会場は、予約制でしたがかなりの混雑で、全作品を見終えるまで、私は2時間以上かかりました。
丹念に描き込まれたデッサンの修業時代から、精神を病む晩年の傑作「糸杉」に近づくにつれ、呼吸が苦しくなり、それでも、絵の中に込められた苦しみ、喜びを見出そうと目を、心を凝らしました。
ミレー、ルノワール、モンドリアンの作品なども展示されています。
12月12日までとのことです。