鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

私のオリオン座

2021年11月25日 | 日記
冬の夜空で、誰でも簡単に見つけることが出来る「オリオン座」

私の中で、オリオン座ほどなじみ深い星座は、ないのです。

幼い頃から、冬の夜空を見上げれば、必ずそこにいてくれた、そこで私を見守ってくれていた星座。その確かな輝きは、色あせることがありません。

幼い頃から、嬉しい時も、悲しみに沈んでいる時も、私は何か救いを求めるように、すがるように冬の南の空を仰ぎ、ちっぽけな自分の存在を確かめていた気がする。

腰のあたりの3つ星を挟み、狩人オリオンの肩のあたりに赤っぽい星がある。(ペテルギウス)足のあたりに白っぽい星がある(リゲル)

日本では昔から、この色の対比を源氏、平氏の旗の色にたとえていたという。

今宵も源氏星と平氏星、そして3つ星に「おやすみなさい・・・」と囁いて
雨戸を引いた。鎌倉という、この地に今、自分が在ることの不思議を思う。

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