鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

下駄

2013年07月25日 | 日記


下駄ほど優れた履物は無いのではないか。

何て、大げさ・・・、いえ、優れものなのです。

夏の素足に木の肌触りは、バツグンに気持ちいいし、軽やか。

親指と人差し指を開くと腰にもいいとのこと。

最近ジーンズに下駄はいて、普段は過してます。

困ったことは、出かけるときストッキング穿いて、靴穿いて出かけるのがイヤになる。

自由、ありのまま、自然体・・・、やっぱりいいなー。

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ベイビー

2013年07月24日 | 日記

赤ちゃんが生まれた。女王陛下の国で!

男の子。おゆびをしゃぶって若く、美しいままに抱かれてお目見え。

子供の誕生はどこの国の、どこの家でも喜ばしいことです。

こうしている一瞬にも新しい命が、未来の希望と夢を運んできているのですね。

命の不思議・・・、その神秘。何物にも変えられない気高く、尊いもの。

私は42歳で母親になり『親にならせてもらった』と、感謝の気持でいっぱいでした。

子育ては?もう、いろいろ反省やら、悔いやら、思い出せばきりがないです。

皆そうでしょう、100人いれば100通りの子育て方がある。

いや、「方法」なんて無いのでは。

幼子と一緒に泣き、笑い、抱きしめ、叱り、いつもいつもその時々無我夢中で・・・

私は、そんなでした。不器用に、愚直な母をやってきました。

その娘も22歳。もうしっかり親離れをし、自立してます。久し振り会うと

「お母さん、ちゃんと綺麗でいなくちゃだめでしょ」と時々しかられます。

はい、綺麗、がんばります。

あの、小さな、小さな赤ちゃんだった子が・・・。

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火の花

2013年07月23日 | 日記

雨が時おり降る中、鎌倉の空に花火が上がった。

なんだか情けない花火大会、お天気のせいですね、仕方ない。でも人出はすごかった。

花火は江戸町人文化の一つ。私の生まれ育った浅草、隅田川の花火も

始まりは水神祭における花火の打ち上げだったそうだ。

幼い頃から夏の訪れは、三社祭りと花火で知った。

昭和36年、交通渋滞などの理由で隅田川の花火大会は中止になった。

江戸時代から二百数十年続いた川開きの行事がそれから15年間取りやめになった。

復活した時の、その夜のことを昨日のことのように覚えている

私は社会人になっていて、高校時代の同級生のいえの屋上から体が震えるような

高揚したおもいを抱いて、少しづつ暗くなる夜空をじっと仰ぎ見ていた。

15年もの間、待ちに待った隅田川の川面に「どーん!」と大輪の火の花が咲いた。

「待ってました!たーまーやー」

あちらからも、こちらからも声が上がる。私は幸せだった。

「ありがとー!」わたしは、たまやでもかぎやでもなくそう叫んでいた、泣きながら。

花火、火の花。夏の美しい風物詩。

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心太

2013年07月22日 | 日記

夏に似合う食べ物に心太がある。

夏・・・の食べ物です、一応。

だいたい「心太」と書いて、なんで、ところてんなのでしょう?

変なの。

調べたら昔、「こころぶと」と呼ばれ、平城京、平安京で売られていたのだとか。

子供の頃、甘味処に母に連れてってもらった時、母の頼んだ心太を一口食べた。

まずかった!『よく大人はこんなもの食べるなー』と感心した。

あんみつ、みつまめが、この世のものとは思われないほど美味しかった。

寒天、しばらく自宅で作っていません。

自宅で戻すとテングサの磯の香りがします。

あすは、たっぷりのフルーツを入れたみつまめ作りましょう。
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香華

2013年07月21日 | 日記

久し振りに新橋演舞場にでかけた。

有吉佐和子原作の「香華」

池畑慎之助、高橋恵子、佐藤B作に、只野操ら新派のベテランが脇を固めた。

花柳界という特殊な世界を題材にした喜劇。

それにしても改めて有吉佐和子という作家の、人間を見る目の凄さに驚く。

「恍惚の人」では、いまでこそあたり前に語られる認知症と取り巻く家族を描き

「三婆」では高齢化社会に生きる女の老後を喜劇仕立てで、えぐり、あぶりだす。

5、60年前に預言者のように提示していたのだ。

夏休みは、有吉佐和子で行きましょう、「複合汚染」「海暗」は読んでない。


テレビでは、自民の圧勝と・・・。
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