10代から現在まで、私自身どれだけの習い事をしてきたか、ふと考えた。
6歳の6月6日から日本舞踊のお稽古に通った。下町のしきたりだ。
長く続かなかった。帰りに「さらし飴」を頂くのだけが楽しみだった。
ピアノを習いたいと思ったが叶わず(諸事情で)オルガンに、3年ほどでしたね。
中学に入り学習塾に通った。子供の頃から「どうしてもなりたいもの」はなかった。
社会に出て、英語、着付、パッチワーク、日本刺しゅう、モダンバレー、声楽・・・
思いつくだけでこれだけある、まったく、やれやれだ。
今、工房でお教室を開いている。何だか不思議。
鎌倉駅から5分の工房に、生徒さんは、遠くからいらしてくださる。
不思議ついでに、皆さんお忙しい仕事を持っていらっしゃる。
短い時間、サッと仕上げ無駄話もなさらずサッとお帰りになる。
結局、時間の使い方がみなさんお上手なのだ。
主宰する私の方が学ぶことが多いのです。
60代になってからしっかり自分の5年後、10年後を見据えるようになった。
仕事でも趣味でも、退屈な老人だけにはなりたくない。
なんだか、今より忙しい日々を送っているような予感が・・・。