鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

HP作成日記 その1 きもの談義

2019年06月12日 | 日記

先日、新しくするHP作成会社の人と打ち合わせのため、人形町に出向きました。

「お待たせしました」

弾けるような笑顔で入ってらしたのは、素敵に若々しい女性のスタッフでした。

名刺交換をしてすぐに本題に入りました。

私の経歴、商品のラインナップ、仕事の方向性とHP作成の目的と求める効果等を話し合いました。

その日は私は絽の浅黄色の小紋に,麻の半幅帯のいでたちでした。

「いつもきものですか?」と聞かれたので、「きものがユニホームです」と答えました。

「実は、数日前振袖を着まして・・・」その方は、少し遠慮がちに口を開きました。

左手の指輪に目が行きました。「両家の顔合わせがあり、母の物をそっくり着ました」と。

心底嬉しさがこみあげてきて「おめでとうございます!」と大声を上げた私。

普段きものはあまり着ないということでしたが、ねだって見せて頂いたスマホの写真は

とても素敵でした。

「親孝行なさいましたね」と言ってから、おばあさん孝行もされたことに気づきました。

そのおばあさまが揃えた振袖を「孫」が大切な日に、身にまとったのですから。

此処がきもののいいところです。継承していく、と言ったら大げさですが

きものに思いを載せて、大事に家族の歴史が刻まれて行くことになります。

きもの、小物一式とてもきれいに保存されていたともおっしゃいました。

どんなお家でお育ちになられたか想像が広がります。

そのあと、しばらくきもの談義が続き、私は若い方のきもの普及もライフワークと言いました。

次は鎌倉の仕事場に来てくださるとのこと。

楽しみにしています。

素敵なℍPが出来ますよう、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

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