鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

ジーンズ

2017年07月08日 | 日記

「普段着はジーンズにТシャツよ」というと皆さん驚く。

私のジーンズ歴は長い。

生まれ育った浅草蔵前は、北に仲見世、西にアメ横という、

和と洋の殿堂(?)が控えていた。

中学生の頃だったか、アメ横の路地裏巡りを初めて一人でした。

確か遠足のお菓子を買いに行った時だった。

化粧品の匂い、スルメイカの匂い、異国のパイプたばこの匂い・・・、

私の「アメ横」は混とんとした、それでいて魅惑に満ちた大人の迷路でした。

そこでジーンズに出会った!、それも夥しい数の。

半世紀前の日本には、信じられないかもしれないが、テーンネイジャーの洋服

なんて、何処にも売ってなかった。

せいぜいが、近所の商店街の軒先に、子供服と大人服の間にチョコット

申し訳程度に並んでいただけでした。

初めて目にしたジーンズたちは、美しくはなかったけれど、

何処か「自由」と「創造」それからちょっと「ワル」の匂いがした。

あの衝撃の「ウエストサイド物語」に出会ったのはそれからすぐの事でした。

つづきは明日。

 

 

 

 

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