鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

アメリカ

2017年07月09日 | 日記

1961年公開の映画「ウエストサイド物語」は衝撃だった。

何しろこの映画はアカデミー賞11部門中10部門を独占していて、

当時のクラスのほとんどの女子は映画館に足を運び、

しばらく「ウエストサイド物語」フィーバーは続いた。

お話は単純で「ロミオとジュリエット」がベースにある。

サウンドトラックの美しさも際立っていて、若い恋人たちの恋模様を

切なく、美しく心に届けてくれた。

私がその映画の中で特に気になったのが衣装だった。

鮮やかに繰り広げられたダンスシーン、

そのスラックス、そして靴・・・、

映画の中でジーンズも見た。

ヒロインのナタリー・ウッドの白い襟の可憐なワンピース、

助演女優賞のリタ・モレノの妖艶なダンスウエアー、

役柄と衣装の密接な関係に初めて触れた映画でもあった。

後で知った話だが、ジョージ・チヤキリスのダンスシーンのスラックスは

特殊な伸縮素材で、靴は日本製のバスケットシューズということだった。

ロバート・ワイズ監督は、この映画の数年後あの名作

「サウンド・オブ・ミュージック」を撮っている。アメリカの底力のすごさ!

 

 

 

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