ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

インドネシア 再び! Vol.1

2017-12-20 22:39:52 | イベントその他
どんなとこか、全くわかっていなかった。
そういうことが、よくわかった。

二度目のインドネシアへ。
ゼミを終えてすぐに那覇空港へかけつけ、羽田へ。羽田でノリトと落ち合う。この日の夜中の便で、クアラルンプールへ飛び、さらに乗り換えてジャワ島のスラバヤへ。
この日は、ノリトの仕事の関係もあって、スラバヤ泊まり。翌朝、3時半に起きて空港へ。早朝便に乗って、ボルネオ島・カリマンタンの都市、ポンティアナックへ。
そこでさらに飛行機を乗り換えると、奥地のプトゥシバウにたどり着く。写真は、その途中、湖地帯を飛んでいるときに写したもの。

プトゥシバウで、できたばかりのホテルが有るよと案内されたら、断水中・・・ということで、こりゃ泊まれんということになる。急遽、ノリトの友人の民家に転がり込む。
しかし、プトゥシバウもすでに町だ。「森」を見るには、さらにバイクや車、ときには船で数時間・・・移動する必要がある。
そうしたひとつの森は、興奮しっぱなしになるほど、おもしろかった(ついでに丸木橋から落ちて川にはまった)。ただ、その森もすぐわきに道路がまさに建設中。後数年したら、畑になっているんじゃないかとノリトは言う。

ボルネオという場所を、いつ知ったか、定かでは無い。
小学生のころ、アマゾンという場所に強くあこがれた。
やがて、ボルネオという島にも、負けずと豊かな森があると何かで読む。
はじめてボルネオに行ったのは29歳の頃だ。
ツアー客の一人として、マレーシア領のクチンに降り立った。
はじめて見たボルネオは、広大な平地がすでに開発されつくしているという、それまで勝手に抱いていたイメージと全く異なる存在だった。
以後、キナバルを初め、いくつかの国立公園を歩く機会があり、それなりの自然の姿を見る機会はあった。が、ただの森で、なお、すごい森にいきあったことがなかった。
そうした森の片鱗に、はじめてふれる。

講演会 in 東京

2017-12-04 21:34:18 | イベントその他
ヤンバルにも秋が訪れているけれど、なかなかそのヤンバルを訪れる時間がない・・・。
教材をとりにいったおりに、ふとみつけたヤッコソウ(写真)。


11月24日~
東京へ。
科学博物館の「大学生のための自然史講座」の授業。ここ数年、一回分を担当している。今年のテーマは木の実。ヤンバルでとってきた、シマサルナシやイトバショウの実もつかって、夏に仕込んでおいたアダンのジャムでケーキを焼いて、それも持参して・・・。うっかりだったのは、途中で終了時間を間違えて、20分もオーバーしてしまったこと。なんか変だなとは思ったのだけど。
例によって、千葉の母親のところに顔を出してから、帰沖した。


12月1日~
先週に引き続き、上京。
今度は「むさしの自然塾」の、土日、連続講座。
聞き手が熱心なので、ついつい話すぎて、のどがかれてしまった・・・。
で、土曜日の夜は、自由の森の卒業生との同窓会? といってもクラスではなくて、理科室周辺組みたいな集まり。
もともとは、「純胡椒」のノリトと、あれこれ話をしている内に、「いっそのこと、自然系の卒業生を集めて宴会したら、いろんなつながりができるんじゃないの?」という話から。
会場にいってみると、イモムシ写真家のヤスダさんもいるし、かなり、そうそうたるメンバー。
マキコはいそがしくてこれなかったけれど、関西方面からも、狩猟採集民の研究者として有名になってきたミカコも参加。最新刊、『となりの地衣類』に出てくるイッコウもいる。標本士のミノルや、僕の絵本の編集にもたずさわっている編集者・コーイチ,知る人ぞ知る、池袋のどらやき名店すずめ屋のハチャもじつは学生時代は理科室組で・・・まだまだほかにも。
すっかり話こんでしまって、あっというまに夜の12時。


さて、12月5日~再び、ノリトに案内してもらい、インドネシアに行ってきます。
今度はどんな旅になるのやら。