桜坂に、映画『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』を観に行った。
いい。
胸が熱くなった。
自分へ問いかけることが何度もあった。
ぜひ、いろんな人に見てもらいたいと思う。
菜の花というのは、2015年に石川から沖縄の珊瑚舎スコーレにやってきた高校生だ。その彼女の卒業までの3年間と、その後の話も少し加えて、つまり2015年から今年までの沖縄の出来事を、彼女の言葉を借りて浮かび上がらせたドキュメンタリーだ。
菜の花は、沖縄にやってくるに当たって、石川の新聞社から、エッセイの執筆を頼まれ、連載を続けた。そのエッセイのタイトルが、菜の花の沖縄日記(こちらはこちらで、本にまとめられている)。
辺野古、高江、そして各地でおこる米軍機の事故、米軍関係者のひきおこす事件、それらに、菜の花が向き合っていく。
それと重ね合わされるように翁長知事の姿がスクリーンに映される。
菜の花を囲む人々の中には、珊瑚舎スコーレ夜間中学の生徒さんたちの姿もある。夜間中学というのが、どのような場であるのかも、この映画は伝えてくれる。
今回は試写会ということで、珊瑚舎スコーレ関係者などが招かれての上映だった。来春以降、沖縄、東京(ポレポレ東中野)、金沢、大阪などで順次上映ということだが、さらに各地で上映会などが開かれたらと思う。
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