ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

やんばるへ野外実習

2020-10-17 20:48:17 | イベントその他
ひさしぶりに、学生と一緒に野外実習。7名の学生とゆるゆると森をいく。
チョウを追いかけたり、巨大なナメクジに叫び声をあげたり。
と、足元にツクツクボウシタケ。

「えっ、なんで、こんなので、そうだってわかるの?」と学生が不思議顔。そりゃあ、年の功です・・・。掘ってみせると、ちゃんと地下にセミの幼虫がうまっている。
木の皮をめくると、今度はヒメマルゴキブリの親子も顔をだした。

様子をみて、また、学生を外へつれ出そう。

家に戻ると、八坂書房の編集の三宅さんからメール。
朝日新聞のだしているJornalistという月刊誌の今月号は読書特集「コロナの秋に読む」で、その中の「ひらかれた科学を目指して社会との身近な関係を照らす10冊」と題されたもののなかに『天空のアリ植物』が紹介されているという。
読むとなるほど、紹介してもらっている。あれ、この人、僕のことを「ゲッチョ」と書いているぞ? ん? 自由の森に在籍していた?
ちゃんと読み直して「ああ」。
アヤじゃないか。著者は確かに自由の森卒業生。どころか、一緒にクマを追うという修学旅行を企画して秋田まで一緒に行ったこともある。彼女は卒業後、物理の道に進んで、先には有名な物理学賞まで受賞し、今は千葉大の先生だ。
ありがたいことだなあ。