うっTと植物たち。

爆増中のセイヨウヒキヨモギ

ヒキヨモギは半寄生植物です ^-^;

 

各地で減少傾向ですが、その要因についてよく言われる

「セイヨウヒキヨモギの圧がかかっている」とは思えないんだよなあ。

ネットで検索すると先生方(?)が大抵

セイヨウヒキヨモギに自生地を追われているうんぬんと書かれているけど

自生地でヒキヨモギの実物見たこと・・

おおっと、怒られそう ^-^;

 

両者は確かに草地に生えますが

草地でも生える環境はまったく異なります。

セイヨウヒキヨモギは荒地(空き地)や河川敷などの草むら

ヒキヨモギは草原です。

自然度の高い草原に外来種が侵入することは容易ではありません。

それはセイヨウヒキヨモギとて一緒です。

入り込めるとしたら、せいぜい散策路脇くらいのもの。

ゆえに両種が混生して競い合っているところなんて

これまでの人生で見たことも聞いたこともありません。

ということで、私はこの説は正しくないと思っていますが

あくまで私の見解です ^-^;

 

なおヒキヨモギが減少傾向にあるのは

やはり、草原の開発や放置による自生地の環境変化や

気候の変化みたいなところが原因なのかなと思うんですよね。

これが原因で消えゆく野草はたくさんあります。

 

前置きが長くなりましたが

セイヨウヒキヨモギの花をアップします ^-^。

初夏に写真を撮ったまま登場させる機会がありませんでしたので。

 

セイヨウヒキヨモギ

ヒキヨモギの開花期は7~9月ですが

セイヨウヒキヨモギの開花期は5~6月です。

たいてい群生しているので

ぱっと見て、園芸植物でも植わっているのかな~ってくらい華やか ^-^;

でもキレイだからって触らないほうが良いです。

ベッタベタしていつまでもとれません (;´Д`);

 

文化記念公園(福岡県北九州市)

爆増中です(汗)。

 

私の地元、山口県下関市ではあまり見かけませんが

お隣、北九州市では至る所で見られるくらい広がっています。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「帰化植物」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事