![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/24/f39183fcd3a5b886b50cda6776adecff.jpg)
これはセンテッドゼラニウム「サザンウッドゼラニウム」としてたまに流通するもので「アブロタニフォリウム」の学名がついている。でもアブロタニフォリウムではなく「ディバリカツム」。日本ではすでにこの学名で定着してしまっているから、いまさらどうしようもないですね。
本物のアブロタニフォリウムはこちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/57/6190b71247cd1bbcba447f0254f13c6c.jpg)
一見よく似ていますが、性質は全く違います。
こちらは、すーっと一本伸びて、あまり枝分かれしません。
サザンウッドのほうはふんわりとした葉ですが、こちらはやや堅く、小葉です。
花は全然違います。
40数年前の参考書では、まだこの2種はしっかり区別されていました。
いつ頃からこうなっちゃったんだろ~。絵合わせしてしまったのでしょう、、
上の2種は似てるから、まだ仕方がない(!?)ですかね、、
でも!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/6d/7b6439c424c4dcbb57acbc12b2dbf36a.jpg)
これは○ティフォリウムでも○ナセウムでもありません
「モリコムム」です。
最近「P.カメウム」で出てるのは auritum var. carneum 「P.カルネウム」ですね。rnが合体してmになっちゃった??しかしこれとは別に auritum var. cameum があるからまたややこしい(汗)。カメウムは「P.エンサツム」のシノニムで黄花です;
まだまだ間違ったままスタンダードになってるの沢山あります。
育てて楽しんだりする分には、品種名や学名が少々違ってても問題にはならないと思います。でも研究に必要だったり、愛好家が収集する上では、名前は植物体と同じくらい大切なものですから、ちょっと問題だと思います。
ちなみに直近注文したものでは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6b/758fc96807658d9c28b02ded75d5570c.jpg)
どちらも同じ業者さんから「キャンペストレ」で購入したもの
最初に注文して届いたのが左です。再度注文すると右の株が届きました。
左のはキャンペストレ(!?)かもしれない。右のはオウリタムっぽい。
我が家に十数年前からあるキャンペストレはこんなのです。数年前にWさんにお譲りして頂いたキャンペストレも、これと同じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/28/3c44fb651061253afd61a6035872f85f.jpg)
ただ葉の形については、個体差もありますし、栽培環境によっても若干変わります。
花を見たら分かるかな~。
ここ最近、届いたのがことごとく別種でしたので(汗)。
ブログで書くとやばいかな・・と思いつつ書いてしまいました。
消すかもしれません。
これはペラルゴニウムに限った話ではないかな!?