京都市下京区にある風俗博物館のこと。
2010年3月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。
寝殿において
『源氏物語』<少女>より
「朱雀院行幸・放島の試み~夕霧艱難辛苦の立身出世~」
の場面が展示されていました。
展示内容を2つの記事に分けてご紹介します。
舞台は、朱雀院(『源氏物語』の朱雀帝が退位後に住んだ御所)に見立てられています。
<博物館レジュメより>
“源氏34歳(太政大臣)の旧暦2月20日すぎ、朱雀院に冷泉帝の行幸があり多くの上達部・親王が供奉(くぶ)した。
早咲きの桜がみごとな盛儀の中、供奉した諸臣は皆 特別に色を許された青色の袍(ほう)に時節に相応しく桜かさねの下襲(したがさね)を着用し、冷泉帝は赤色の御衣(おんぞ)をお召しになった。”
上達部や親王は寝殿の簀子に座っています。
“この行幸では、特に太政大臣の源氏に帝のお召しがあり、冷泉帝と同じ赤色の袍を纏って参上し、二人の輝かしい姿を人々は賞賛した。”
赤色の御衣(おんぞ)姿の冷泉帝。
同じく赤色袍姿の源氏。
朱雀院。
蛍兵部卿宮。
写真左から
簀子に座る蛍兵部卿宮、
南廂に座る源氏、冷泉帝、朱雀院。
控える内侍(ないし)たち。
“物具装束姿・・・晴れの装いである、唐衣・裳姿に比礼・裙帯をつけ、髪上げし、宝冠をつけた厳儀の装束。”
朱雀院行幸・放島の試み~夕霧艱難辛苦の立身出世~ その2 へ続きます。
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☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本
2010年3月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。
寝殿において
『源氏物語』<少女>より
「朱雀院行幸・放島の試み~夕霧艱難辛苦の立身出世~」
の場面が展示されていました。
展示内容を2つの記事に分けてご紹介します。
舞台は、朱雀院(『源氏物語』の朱雀帝が退位後に住んだ御所)に見立てられています。
<博物館レジュメより>
“源氏34歳(太政大臣)の旧暦2月20日すぎ、朱雀院に冷泉帝の行幸があり多くの上達部・親王が供奉(くぶ)した。
早咲きの桜がみごとな盛儀の中、供奉した諸臣は皆 特別に色を許された青色の袍(ほう)に時節に相応しく桜かさねの下襲(したがさね)を着用し、冷泉帝は赤色の御衣(おんぞ)をお召しになった。”
上達部や親王は寝殿の簀子に座っています。
“この行幸では、特に太政大臣の源氏に帝のお召しがあり、冷泉帝と同じ赤色の袍を纏って参上し、二人の輝かしい姿を人々は賞賛した。”
赤色の御衣(おんぞ)姿の冷泉帝。
同じく赤色袍姿の源氏。
朱雀院。
蛍兵部卿宮。
写真左から
簀子に座る蛍兵部卿宮、
南廂に座る源氏、冷泉帝、朱雀院。
控える内侍(ないし)たち。
“物具装束姿・・・晴れの装いである、唐衣・裳姿に比礼・裙帯をつけ、髪上げし、宝冠をつけた厳儀の装束。”
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