平安時代好きブロガー なぎ です。
2024年 9月のこと。
太宰府のガイドつき街歩き「歩かんね太宰府」で「『麗し太宰府』を歩く~紫式部の世界~」というコースが10月26日(土)に開催されるという情報を友達から教えてもらいました。
太宰府で紫式部ですって…!?
紫式部と聞いてすぐに申し込みしてしまいました。笑
「歩かんね太宰府」について何も知らず、さらに初参加なのでド緊張状態で当日(10月26日)を迎えることに。
【大宰府政庁跡】
集合場所は大宰府政庁跡。
ガイドは『麗し太宰府』の著者でもある前野りりえさん。
参加者の皆さまがそろったところで政庁跡の北部に移動しレジュメを見ながら前野さんによるお話をお聞きしました。
その後、「歴史の散歩道」を歩き、最初に訪ねたのは「弘法水(こうぼうすい)」と呼ばれる池でした。
【弘法水】
「弘法水」は「清水井」とも呼ばれ、透明で冷たい水が湧き出ています。
観世音寺の北側に位置し、池の周りに観音菩薩と弘法大師の石像があります。
観世音寺の山号が「清水山」なのは、観世音寺の北にこの清水が湧き出る池があることにちなむのだとか。
※参考:太宰府市文化ふれあい館のホームページ > 学芸だより 弘法大師と水 ・ 太宰府観世音寺 「弘法水」
20年以上ぶりに訪ねた「弘法水」でしたが、現在も大事に守られている様子がうかがえますね!
次に訪ねたのが観世音寺でした。
【参道から見た観世音寺講堂】
観世音寺のお堂は江戸時代に再建されたもの。
【講堂の扁額には「清水山」とあります】
【観世音寺境内にある「清水記碑(せいすいきひ)」】
「清水記碑」は江戸時代の1776年に福岡藩士・加藤一純によって建立。
碑文には観世音寺が『源氏物語』にも記された古刹であることや山号「清水寺」の由来などが記されています。
観世音寺の宝蔵では仏像を見上げうっとり
何度もお参りしていますが、どの仏像も素敵な佇まいです。合掌。
観世音寺については過去に別記事でも書いていますのでご興味がおありの方はどうぞ。
【平安あれこれ】【太宰府】観世音寺 (2023年 2月25日)
お昼は観世音寺にある天智院にて、ご用意いただいていたお弁当を食べました。
天智院は通常は入れないお茶室なので貴重な機会となりました。
【サクランボカフェさんの「紫式部弁当」】
ボリュームたっぷりで、きのこごはんもおかずもおいしかったです!!
この写真では色が綺麗に写せなかったのですが、手前にある紫芋の茶巾も美味でした。
最後に戒壇院をお参りして解散となりました。
いつも一人でまわることが多いので、解説をお聞きしながら複数人で歩くのはとても楽しかったです。
ガイドの前野りりえさん、スタッフの皆さま、ありがとうございました!!
前野りりえさんのブログ