晴れのち平安

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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 『紫式部日記』より一条帝による土御門第行幸 1

2014年11月29日 | 京都・風俗博物館
 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

実物大での打毬楽(たぎゅうらく) に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。


4分の1サイズの寝殿の模型。


寝殿母屋・南廂・東廂では
『紫式部日記』より
「一条帝による土御門第行幸」が展示されていました。
(藤原道長の邸宅の土御門第に見立てられています。)


寛弘5年(1008年)10月16日、
一条帝は中宮彰子<藤原道長の娘>との間に生まれた
敦成(あつひら)親王<のちの後一条天皇>と対面するために、
道長の邸宅である土御門第に行幸されました。


 一条帝


一条帝は御引直衣(おひきのうし)姿です。
御椅子(ごいし=正式の玉座)に座っています。






展示では、祝宴の舞楽「打毬楽」をご覧になっている場面です。






 殿上人たち










寝殿の簀子には
一日晴れの据(いちにちばれのきょ)をつけた
殿上人たちが控えているのでした。




 「一条帝による土御門第行幸」その2へ続きます。





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