晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【太宰府】 九州国立博物館で重要文化財「駒競行幸絵巻」が見られるのは7月27日(日)まで!

2014年07月18日 | 太宰府
 平安時代に興味がある方には貴重な機会です。

福岡県太宰府市、九州国立博物館 3階では
特別展「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」が開催中です
~8月31日(日)まで。



特別展を記念して、4階文化交流展示室 関連第11室において
特別公開「海を越えた再会 クリーブランド美術館の仲間たち」が開催中。
~8月24日(日)まで。



特別公開「海を越えた再会 クリーブランド美術館の仲間たち」
において、私が最も楽しみにしていたのが
大阪府和泉市の和泉市久保惣記念美術館が所蔵されている
重要文化財「駒競行幸絵巻(こまくらべぎょうこうえまき)」の特別展示です。

この絵巻の展示期間は、
7月15日(火)~27日(日)までと短期間です。
ご興味がおありの方はぜひ実物をご覧ください。

とても美しい華やかな絵です!!

 ※九州国立博物館
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre121.html


 駒競行幸絵巻(こまくらべぎょうこうえまき)とは

『栄花物語』巻23「こまくらべの行幸」に
記されている場面をもとに描いた絵巻。

鎌倉時代<13~14世紀>の作。

平安時代、1024年9月19日、
関白・藤原頼通の邸宅「高陽院(かやのいん・かやいん)」で、
後一条天皇や東宮<のちの後朱雀天皇>を招いて競馬が行われました。

寝殿造の建物には公卿たちが座って並び、
庭に広がる池には龍島鷁首(りゅうとうげきしゅ)の舟が浮かんでいます。


 ※和泉市久保惣記念美術館
 ⇒ http://www.ikm-art.jp/


 「高陽院」はどこにあったのか

現在の京都市上京区、堀川丸太町の交差点東側にありました。
高陽院跡をしめす説明板があるそうです。




 特別公開の図録



九州国立博物館での
特別公開「海を越えた再会 クリーブランド美術館の仲間たち」
図録(というかパンフレット?A4サイズ。20ページ。)も美しくてわかりやすく素敵です。




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【太宰府】 西鉄電車 太宰府観光列車「旅人ーたびとー」で太宰府へ♪

2014年07月18日 | 太宰府
 私のささやかな日常。

西鉄電車を利用して太宰府へ行ってきました。

西鉄「二日市」駅~「太宰府」駅間では
太宰府観光列車「旅人」に乗ることができました。

「旅人」に乗るにあたって予約は必要ありません。
特急料金も不要で通常の運賃で利用できます。

「旅人」の名前の由来は、
万葉集の代表的な歌人・大伴旅人(おおとものたびと)です。


 ※太宰府観光列車「旅人」
 ⇒ http://www.nishitetsu.jp/train/tabito/


「旅人」外観


外装には太宰府天満宮


観世音寺


竈門神社 など、
太宰府の名所が様々に描かれています。


内装は、車両別に6つのテーマ
《学業成就、健康長寿、厄除け、安産、家内安全、縁結び》
が設定されています。

6号車=【梅文様】 学業成就
5号車=【亀甲文様】健康長寿
4号車=【矢羽根文様】厄除け
3号車=【波兎文様】 安産
2号車=【七宝文様】家内安全
1号車=【貝合わせ文様】縁結び

例えば、6号車の車両の内装は
【梅文様】が一面に配されていました。

幸い、私が乗った時は乗客が少なかったので
各車両の異なる内装を見てまわることができました。

各車両には、名刺サイズのカードが設置されており、
自由にいただくことができます。
カードの裏面に願い事を書く欄があるのでした。




3号車にはハガキサイズの
乗車記念のカードとスタンプも設置されています。


乗車記念


ちょっとスタンプの向きが曲がっているのはご愛嬌。


4号車にて天井を見上げたところ。



 「旅人」に乗って、大伴旅人の歌碑を探そう♪

今回、私が太宰府市内で訪ねたのは
太宰府天満宮と九州国立博物館の2ヶ所のみ。

境内や敷地内で万葉歌人・大伴旅人の歌碑をチェック。



 わが苑に 梅の花散る 久方の
   天より雪の 流れくるかも






 ここにありて 筑紫や何処 白雲の
   たなびく山の 方にあるらし




 九州国立博物館 特別展「クリーブランド美術館展」へ



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