10月4日(土)から国立新美術館で開催されている「巨匠ピカソ愛と創造の軌跡展」観て来ました。今回の展示会は、パリの国立ピカソ美術館の改修に伴い、同美術館の代表的な作品を巡回展示するもので、なんと170点もの作品を一挙に鑑賞できます。
実は、近所(東京ミッドタウン)のサントリー美術館でも、「巨匠ピカソ魂のポートレート展」を開催しており、そこでも60点以上の作品が鑑賞できますが、今回は行かなかったので報告を省略します。
[ピカソ展の大看板@国立新美術館入り口]
[厳重なセキュリティ検査@会場入り口]
ピカソは、その90年の生涯を通じ、30,000点を超える作品を遺したそうです。単純な比較ですが、たった30数点の作品しか残っていないフェルメールとは大違いです。
ピカソと言えば、キュビズム作品ばかりイメージしますが、この展示会では、各時代ごとに、いろいろな作風の作品を鑑賞できます。たとえば、以下はピカソのたくさんいた恋人たちのうちの2人の肖像画ですが、あなたはどちらの絵が好きですか?
1918年 「肘掛け椅子に座るオルガの肖像」
1937年 「ドラ・マールの肖像」
それにしても、一気に170点ものピカソを観ると、とても疲れます♪