KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

東京ゲームショウ2013コスプレ4

2013年09月25日 | コミック・アニメーション



よくこれだけメンバーが集まったなと感動。「リトルバスターズ」の
リトバチームで記念写真。コスのみならず、キャラクターの身長とか小道具など、
とにかく実写版!みたいに劇中の再現度高いですね。



引き続き東京ゲームショウ2013のコスプレ広場風景。

アニメ化したゲーム、ゲームになって世界観が広がったアニメ、アニメとゲームが
相互補完して世界観を形成しているコンテンツ、ゲームのセカイでキャラクターの世界に
自分が入っていけるのと同じようにコスプレはレイヤーさん自分自身が衣装を
変えることで作品世界に入っていき活躍できる、魔法のチケットといえます。







囲みで盛り上がってました、去年はアイドルユニット「パナシェ」でいきなり
デビューしてびっくりした人気レイヤー、五木さんによるティファ。
スレンダーでカッチョイイレイヤーさんDEATH。

















「アイドルマスター」の双葉杏。このキャラ独特の「働いたら負け」なオフタイム表現が
レイヤーさんの演技で腕の見せどころ。
このレイヤーさんは小道具もいろいろ持ち込んで演技のみならず空間づくりまで
じつに気合が入ってる良コスプレでした。















ゲーム分野でも活躍している「エヴァンゲリオン」の綾波レイ。
このレイヤーさんはもの静かに佇みシンジを見守るファーストエヴァからの
綾波の雰囲気をたいへん再現しているということで会場で評判でした。
















「物語シリーズ」が千石撫子編に突入したばかりのアララギくん。
登校風景みたいなイメージでコンクリ背景のガード下を歩いてもらいました。
思えば幕張周辺のこの舗装された都市空間はまさに「化物語」に出てくる
無機質であたかも演劇の書割めいた都市空間そのままですね。

このアララギくんは髪型など、ぽよ様の絵柄をよく表現しています。






























「とある魔術の禁書目録」のインデックス。会場に入ってきたところを発見。
カワユス。ほかにもお友達でアクセラレーターとかおられたようですが、
集合したときに出くわせなかったんです。




日陰で本を読んでるうちに次第に理樹や恭介たちと交流するようになっていく
西園美魚。これはイメージぴったりです。



リトバチーム全員で記念撮影。







カオスなゲームショウ会場でテンションあがるリトルバスターズチーム。
見ていると、今回のゲームショウでの彼らが達成を目指すミッションは
「たまゆら」じゃないけど写真を極めることのようです。



リトバメンバーで大写真撮影会。

鈴がローアングルをねらわれています(笑)。



書を置きカメラを持つ美魚が新鮮です。
俗にいう「女子カメラ」って感じですね。





ゲーム版の劇中テーマ「遥か彼方」でも歌われていますが、
すっかりくたくたに疲れるまで同じ場所でみんなで遊んだり
何か決めたことをやりとげる、そんな成長期の懐かしい時間と空間、
親しかった仲間や親友、ごく身近にいた女の子たちへの憧憬と追憶を描く
「リトルバスターズ」、大人になってから、昔にそんな体験のあるヒトにも、
これからそんな体験をするヒトにも訴えてくる日常の風景を普遍的に描く
ウェルメイドな作品です。








広場の一角でリトバの日常を演じる様子を見に行ってたんですが、
おもてなしというのか、いろいろ演じてくれてこちらの期待を裏切らない
コスチームでした「ゲームショウ名物、クドがローアングル狙います~」
囲みもありました(微笑)。もしかしてゲームショウのお客さんを楽しませる
ことが今回のミッションだったのカナ~。もちろん自分たちもその空間を
楽しんでる、なんとも見上げた娯楽供給者っぷりです。










完全にキャラクターになりきってのひととき、楽しそうだったな。
おつかれさまでした。

(東京ゲームショウ2013ルポ・おしまい
皆さま まずはおつかれさまデシタ。。。THANX!)
次の記事は今年の「ワンフェス2013夏」コスプレ編ルポか
コミケ83ルポの続きのいずれかだと思います。



【Hack//Roots Opening (Full)】

最近の「ソードアートオンライン」などでも見られる
MMOタイプのゲーム内人間関係に言及した点では始祖的アニメではないか。
リアルマネートレーダーとかネカマプレイヤー、
PKとかプレイヤーのふりをした転売屋まで普通に劇中に出てきて当時びっくらこいた。
「見飽きたはずの黄昏がこんなに綺麗だと泣いた~
ゴールのつもりでリセットボタンに飛び込んでぼくらは
ぐるぐる回っているんだ~」だから曲名が「SILLY GO ROUND」なんだな。

http://www.youtube.com/watch?v=-o_RYGQKP2U


【歌詞付】アシタハアタシノカゼガフク/AIM【デジモン02ED1】

勝つためにはモンスターを平気でツブしてプレイする天才プレイヤー、
ケンちゃんのどSっぷりととどMなワームモンの
共依存っぷりが壮絶で1クールはハラハラした。

今なら擬人化で鬼畜系SS二次創作の薄い本が出るレベル。

http://www.youtube.com/watch?v=7sSwDghvoXQ


【勇壮なる闘い Yūsōnaru Tatakai (Heroic Battle) rockstar busters ver】

http://www.youtube.com/watch?v=Z2O49mg8JE4

【Kawada Mami (川田まみ) eclipse】

「運命だって~言える日までー(おんぷ)」マミブラート全開のナンバー。

http://www.youtube.com/watch?v=XC_xoRw_Swg

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マンガ)
2013-10-03 23:04:21
周回遅れでリトルバスターズ!見てますが、面白いです。
何がこんなにおもしろいのか、なんとも説明できないんですが、
とにかく気に入りました。
強いて言うならハルヒ的な部分なんですが。
共通点沢山あるけど、僕の好きな共通点はそこじゃないというか…

ハルヒの児童文学というか昔のNHKドラマっぽいところが
リトルバスターズは似てるんだけど、
うまく説明できないのは、
リトルバスターズは児童文学ともNHKドラマとも似てないのよ。

さらに、リトルバスターズは、ゲーム化するときに、ゲーム的ルーチン化イベント化してる部分に
壮大な感じを受けてて、それがハルヒっぽいんだけど、
これも困った事に、ハルヒは全然ゲーム的でもゲーム的ルーチンイベント感もないのよ。

全然相似してない。
学校のカリカチュアライズとも違うし、学校を舞台にした、キラキラしたものを集めましたなら
生徒会の一存の方がずっと良く出来てて、そういうのがいい。って言い切れないのね。
まさしくそういうトコが好きなのに。

ハルヒにはあるノスタルジー部分が、リトルバスターズにはないのに似てる気がするし、
リトルバスターズの出てゆけない箱庭感も
ハルヒは出て行けるのにあえて出てゆかない世界なので、全然相似じゃない。

でも似てる。だから、本当にせつめいつかないのよごめん。

Unknown (タコペッテイ)
2013-10-05 09:49:24
>マンガさん
リトバははじめ単に「この種の学園ものの定形的な
ルーチンイベント満載で作られた」作品だと
思ってたんですがそういう作品は無数にありますね。
でもじっくり見てみるとその雨後のタケノコの中で
図抜けている。自分たちの周囲のセカイ掌握に自覚的に
なっているキャラが動いているつくりだからです。

90年代の美少女ゲームのフックになる部分を
総結集してこのジャンルのゲームのファンが重視してる
「泣かせ」「共感」の部分の強度をニッチマスに
高めた配合にしたから成功したのでしょうが、
そのうえで「自分たちの周囲のセカイに自覚的である」
というのは、
学校のカリカチュアライズではないことですね。
そこが決定的にハルヒと違う。ハルヒは学校を
面白くする、変える力の行使を明確にして
お客の視聴上でも爽快感につながるんですが、
リトバでは学校が、自分たちの課外活動
に相反する「現実」「日常」として存在しており、
自分たちの行為が周囲=学校に与える行使の
範囲は微小であるとキャラクターたちもある程度
諦めでとらえている感じもある。微小であることで結果
「変えたセカイの範囲」が限定されているんですね。
ゆえにそのリトバの周辺の強度が高いという逆説が
成立して視聴者に訴えているともいえます。

でも「日常を敵視している」のでもなく、
諦観で見守っており
自分たち(リトバメンバー)が関わったところで
少しでも良くしていく、みたいな
考えがキャラクターにハッキリあるように見えます。
かといってリトバが閉じたコミューンというのではない。
一番近いのは「キャプテンハーロック」かも(笑)。
全部を変えるのは無理、でも
「この旗の下に集まって自分の信念のまま戦え」
みたいなきわめて強制力の強くない力学で
動いている。

例えば「クラナド」みたいに「リトバ」では
学校生活はそれほど描いてないし
学校の様子はほぼ背景化されている。

生徒たちに理解のない教師たちにときに
反感を持ったりすることもありますが対立が意図でない。
ハルヒは完全に日常への恫喝やアジテートも
目的化してますね。
ハルヒはどこかで明確に日常を憎んでるように
見えますし。

リトバはあくまで居心地のいい場所とその強度(主に
野球で)を他人にも提供することが目的なのでしょう。
野球は美少女ゲーム的でない目標のアイコン、
ニッチな「スポコン物」として意図的に置いた
努力目標の記号ですね。
果たす目標がわからないけど日常からのリハビリで
強度の高い野球にしているような感じもします。
だからあの野球の練習は作劇的な意味でない
なら、きっと毎日、永久に続くんですよ。

「終わらない日常」もすでに終わってしまった
0年代に訴求する「終わらない放課後」アニメの一本
という位置づけではどうでしょう。

「生徒会の一存」の生徒会はちゃんと文化祭とか
学校のイベントには貢献してるけど、基本スーダラ系で
ある意味生徒会の特権を武器に遊んでいるので
リトバとは正反対の位置にいますね。

「生徒会の一存」は学校側の組織なのに
力の行使力を持ちながら学校側らしからぬ生徒の
目線のポジションに
とどまろうと自ら演劇をしているようにも見えます。
だから新聞部に「真面目にやってない、
会長は役不足、ゲームばかりしてて
生徒会の役を果たしてない」と
たびたび攻撃を仕掛けられるわけで。
でも生徒会はリトバと同種の「セカイを変える
チカラ」は明確に行使している。

いわば、「生徒会らしくない
から生徒会としての役割を果たせている」という
立ち位置の維持があってこそ生徒会として機能
しているというアンビバレンツなミリキに
つながっている気がします。「めだかボックス」
のめだかみたいに会長本人が完全無欠な
ヒーローであるなら行使も可能ですが、そんな人間は
実はいないし、無理があります。めだか自身も
「私に不満があるなら戦うからかかってこい」と
実際に反目する敵がしかけてくるため円滑に
学園が不満を抽出できているので、めだか自身も
リスクマネジメントができているということになりますね、
自分の敵を容認して戦うことで抱擁していることで
自分のファッショ化を回避しているということになります。

つまるところ、ここ数年の学校物で明確化されている
のはいわゆる「スクールカースト」の問題なんじゃない
でしょうか。ハルヒやリトバのような自主性の変革型、
学校の内部にいる「生徒会」やめだかでも
道化を演じないといつしか勢力として力場が発生
してしまいそれでは人々(視聴者)の支持を
得ないからです。

学校化された学園社会の落とし穴が見えているか
どうかが2000年代以降の物語ではより
クローズアップされているように思えます。
そのうえで、
自分たちの周囲の世界変革は
リスクマネジメントとして「学校化しない」
自分のセカイの崩壊を常に回避しつつ行わないと達成
困難であるという、アンビバレンツなミッションを
要求される時代に突入したということはいえそうです。

コメントを投稿