KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

資料性博覧会07ソフビ

2014年05月03日 | コミック・アニメーション


GWたけなわの5月3日、まんだらけさん主催で恒例の「資料性博覧会」第七回が
開催され、漫画やアニメ、TOYやさまざまな趣味分野の研究・資料系同人誌と
インディーズソフビTOYの販売が行われ、好事家たちが参集しました。



先週のスーフェスに続き再びソフビメーカーが集まった本イベント、新作ソフビも
間に合い、ファンの関心が高まるところです。以下は会場風景。
新規参入メーカーも登場しています。



















コンビでソフビユニット。どこかで聞いたことあるような響き。

その名も「ハブサラミくん」。
上は2人でのヘッダー執筆風景。「偶像魔人」なるこれまた聞いたことがあるような気がする名前が組み合わさったソフビを販売。色がブルのザザーンぽいですね。
頭部と胴体をそれぞれハブとサラミくんが担当し合体したのだとか。



これまでメーカーサイトからのネット販売やAngel Abby さん、Rampage Toysさん
などでも販売されたことがあったのですが、単独出展は初のような気がする
カジコズイト「トイズコジカ」ブランドブース。程よいデフォルメ加減がミリキな
トリケラタイプと肉食タイプの恐竜系怪獣ソフビ2種を発売。
肉食タイプのはチラボというそうです。



















見捨てられたもの、忘れられたもの、新しすぎたもの。。。

水族館や廃墟、昭和の市場などを舞台にした少女や動物などの活躍を描く
メランコリックな画風で、しかもそれがすべて手作業で緻密な作風で
生み出された素敵な漫画を生み出すコミックアーチスト、
panpanyaさんのキャラクターをソフビ化した「こいのぼりくん」。

この廃墟感覚、路上観察感覚が横溢した作家さん、panpanyaさんの漫画が
タコも好きで、昨年発売されたコミックス「足摺り水族館」も持ってます。
しかし、ソフビの方面でも表現活動をするとは思っていませんでした。



未塗装版の販売のほか、色のついた限定カラーのこいのぼりくんは
会場での抽選販売形式で頒布されました。





二笑亭なるなぞのメーカーから販売された「自分防衛ロボ 守」。
メーカーの説明も「スヴァラシイ商品を揃えてお待ちしております!」となにやら
張り切っておりましたがタコの情報力(ただし、ガセが多くてアテにならない)
をもってもこのメーカーさんのみはまったく正体不明でした。しかし製品の「守」は
某・ソフビに力を入れているメジャーTOYメーカーさんからさきに
受注販売された「フェ●クバロン」によく似ているような気がします。
もしかしたら成形品を勝手にパクられたのかもしれません。

パチのセカイにはよくあることですから。わたしたちは
これまでもいろいろあったし、もうなににもおどろきませんから。

フェ●クバロンのフェイクアイテムがもうリリースです。
バロンがまだお客の手元に届いていないというのに、巷にはにせものが横行。
誰にも止められません。
いくらいい加減なパチソフビのセカイでも、神の天誅を恐れない、
なんとも予断ならないセカイです。

おまけに、なんとロボなのに髪の毛がついてフサフサしてます。

パチのセカイにはソフビに髪の毛が生えてるくらいよくあることですから。わたしたちは
これまでもいろいろあったし、もうなににもおどろきませんから。

なにかCDが付属されており、オリジナルサウンドトラック盤なのだそうです。
ソフビに音楽がついてるし、
髪の毛もフサフサしてるし、作り手が標榜するのはきっとオシャレ系なのでしょう。
ライナーノーツにはマルサンさんの「テデロス」もびっくり、
挿入歌を歌うマスコットガールみたいな子も
いたりして購買意欲を煽ってるんだかなんだか。
冗談に気合が入ってるのか、すべてを悟り、すっかり脱力してるのか
作り手の意図もわかりません。

さらに、売り子さんたちが「逃走中」のスーツのヒトのコスプレをしていました。
製品の説明をしてくれた方がよくソフビのイベントで買い物してる
背の高い、ゴージャスな雰囲気のヒトだったような気がしますが、たぶん
気のせいでしょう。とにかくブースもむやみに濃厚です。
グラムロックのナンバーである、
「マッハバロン」のOP曲を大音響でムリヤリ聴かされているような気分になります。

この守なるロボットのあまりのたたずまいのキテレツさに圧倒されて、
家に帰ってふと気づいたら、この守を手にしておりました☆おそろしいdeath。

パチのセカイにはそんなこと、よくあることですから。わたしたちは
これまでもいろいろあったし、もうなににもおどろきませんから。

まだ付属のCDも再生していません。たぶん空のCDではないかと。
でも本体のソフビはいかにもパチらしくてアリかな。

しかし、地球SOSでもこのロボ、すかした顔して自分しか助けないって。
というか、彼だって自分を自衛するのが精一杯なのでしょう。
かといって、守だけを責められません。

この私だって、今日資料性博覧会でソフビを売ってたメーカーさんの●●さんも、
ソフビ中毒のお客さんの■■さんだって、主催のまんだらけさんだって
誰でもそうです。
そう、この守こそ、ブラック企業の横行や、夜中まで働かせたり
法外な搾取ばかりして社会や企業が個人を省みない、
社会のガイドラインも個人の権利や自由尊重でなくなっており
全体のことばかりが尊重され、市民はもはや自分で考えて生きていくしかない
せちがらいこの時代の空気を反映しているソフビのような気がします。

昭和の公害が問題になった時代に公開された
「ゴジラ対ヘドラ」のようなものですね。
ソフビは時代を映す。
そう、このソフビには、ふーしがある。たぶん。

毛がふさふさ生えたへんてこなロボットのソフビに社会について考えさせられる。
たいがいのことにはおどろかされない我々ですが、
これにはおどろかされるにも、ほどがあります。

そして守が自分だけを守る時、人類が、あなたがあぶない。

人類終了。
もう、セカイの誰もが
誰にも頼れない。誰もあなたを守ってくれない。

CDのジャケに写ってる女の子がきになりましたが、ブースにいらした
ゴージャスな感じのヒトによると、
フリー素材で見つけた誰だか知らないヒトだそうです。
もう好きにしてくれって感じdeath。

ただおどろいてばかりいないで、そしてソフビでばかり遊んでいないで、
自分も自分の人生を守ることにします。

しかし自分だけでなく、時にはできる範囲で他人も守りたい。
私たちはロボットでなく、心を持った、血の通った人間だからです。
人間はどこまでもロボットのようには生きられないし、
一人では、他者と通じていないことには生きていけない。
ソフビの守はタコに
そんなことをおしえてくれた気がします。



普通の版権品として、怪獣軒さんのスーパーロボット・レッドバロンも
展示していました。版権モノとフェイクアイテムを分かつものとは
なんなのだろう。そしてフェイクアイテムはなにゆえこうまでもヒトのココロを
惹きつけるのだろう。この「資料性博覧会」の会場でも、研究系同人誌で
台湾や香港、アジア各国のパチものTOYの研究同人誌が数多く販売されており、
ブースをならべてフェイクTOYが販売されているというカルトな光景が
広がって怪気炎を放っておりました。

GWならでは許される、イリーガルな存在に陽の光が当てられる
ひとときの好き者の漂う場所というところでしょう。







Rampege toysさんのブース。MVHのスラッジデーモン、ランページ彩色版を
抽選販売。さらにエレガブさんとのコラボイベントを近日開催予定、
デザフェスに出展、さらにワンフェスにも出展を予定と今年上半期も忙しそうです。












スーフェスに続き出展のヤモマークさん。バラバランやウミプードルの新カラー、
新製品のコスメギラーを今回も販売。カーネル星人をはじめ、
ミニソフビのカラバリもたくさん用意。



メディコムトイさんをはじめ怪獣軒さんなど多彩なメーカーさんのソフビ原型を担当
しており活躍の話題が多いあべとおるさんも参加している「麗しのパチ部屋&怪獣
少女」さん。

今回はオリジナルヒーローソフビ「コズミックムーン」の敵キャラがようやく
登場し世界観があきらかに。その名も「サカサマゴリラ」!
なんとサイクロプスのエイリアン風怪人キャラから、カンチャクを可動させることで
まったく趣を変えるビザールなゴリラモンスターに
変形するギミックを持つ異能のソフビ。今回販売に間に合わず参考展示となりました。

上は製作したあべ氏もまだ撮影していなかったという、ヒーローと怪人の対決風景
再現をいちはやくポージングして撮影させてもらったもの。敵味方のボリューム感が
いい対比になっていますね。やはり怪人はこのくらいどっしりして
強そうでないとヒーローも倒し甲斐がないというものです。







そしてこちらも名前に「コズミック」を冠するキャラクターソフビ。
白い大きなロボットは80年代中期の昔バンダイで展開していた
オリジナルロボットTOY・コズミックマーズ。
あべ氏によるとポピーのTVバックグラウンドを持たないオリジナル製品として
企画したので、「レザリオン」「アルベガス」など、
当時のTVロボットアニメキャラともデザインラインが似ている部分があります、との話。
あべ氏「家電やコンピュータを意識したイメージをデザインに組み込んでいるので
今見るとどこか懐かしい感じがします」。タコ「確かに80年代のパストフューチャーな
テクノ感がありますね」

そして今の戦隊ロボまでが洗練された時代にあってもシンプルで
なかなかのナイスデザイン。
金田作画のアクションでカクカク動いて、剣なんかもって中割り3枚の作画
タイミングで戦ったらカッコよさそう!脚本は上原正三で(笑)。
今回このコズミックマーズの版権を取得して、新規ソフビとして製品化を進めている
という、サプライズ企画の発表展示となりました。
















研究同人誌関係では「サンダーマスク画報」を販売して情報が少ない
封印作品だけに人気のうちに完売したようです。



昭和のマンガソノシート風サイズの「コズミックムーン」コミック同人誌も販売。
イラストレーションはあべとおる氏によるもの。コズミックムーンの世界観が
ぼちぼちあきらかになってきました。




BLObPUSさんのブース。気合の入ったカスタムアイテムが勢ぞろい。
ツートンカラーと脳みそむき出しの人造人間っぽい2体の「閻魔」、
ジェットターレさんの「カイサンダー」など力作カスタムが来場者の目を惹きました。































MAXTOYさんのブース。ニューアイゾンの限定カラー、ピンクの豆ネゴラ、
5月10日からメディコムトイさんから受注開始する80年代のウルトラアニメキャラ
にして萌え動物系キャラのミッシングリンクのひとつといえる「ウルトラニャン」。

ウルトラニャンはTTTOYのマキノ氏が原型担当。アニメの描線をよく立体化して
います。ネコの怪獣をリリースするメーカーさんが水木妖怪のねこ娘、そして
ヒーローアニマルのウルトラニャンを発売するというのはネコつながりでジャンルレスな
キャラセレクトのスタイルを感じさせてなかなか気が利いてますよね。














シアトリカルなオリジナルクリーチャーキャラクターソフビ「資本社会ポディマ」
は一昨年末にTOKYOに出現し、ソフビTOYのセカイを震撼させた。
資本による人間の支配と被支配の構造をイメージしてソフビにした、現代の妖怪
ともいえる異能のソフビ。

今回、ポディマは、版権キャラクターとしてウルトラセブンの
幻覚宇宙人「メトロン星人」のメトロン寄生トシバver.をしたがえて
「資料性博覧会07」に出現。

ポディマ「頭部破砕ver.」は展示品カスタムです。膨張した後、ついに石榴のように
粉々に弾けた人間たちの欲望・資本社会のビッグバンははたして人類の
理想郷をもたらすのか?!

かつて実相寺エピソードのウルトラセブンとの戦いでタテに真っ二つにされた
幻覚宇宙人・メトロン星人。
体を縫い合わされた痕も痛々しく再登場した
平成のウルトラシリーズ作「ウルトラマンマックス」では
セブンと同一個体のメトロン星人として再び人類に対しシニカルな言葉を投げかける。

「人間たちが携帯電話の電波に精神を蝕まれ、
単一の独立した思考をもたない欲望や快楽のままに外界のノイズに反応しているだけの
生きた端末と化している。そして地球は人間のせいで汚れてしまい、
もはや侵略する価値さえない」

と人類の存在を看破していたのですが、このポディマを生み出したメーカーさんが
メトロン星人のようなウルトラの大物宇宙人をアレンジしソフビ化するとこんなに
アシッドなカラーになる。それはオリジナルソフビの作り手による
領域侵犯から版権キャラのリ・イマジネーション処理ともいえる作業だ。

版権ソフビとオリジナルソフビのセカイが異次元のどこかでつながり
すでに境界を失ったかのようにオリジンを越境した主張を始める錯覚をも
引き起こします。
資本社会の暗黒部にあってソフビという存在はプラスチックのカタマリで
ありながら、人肌を模したソフビが持つ独特の質感が、いつしか手にした
ヒトビトのココロの欲望を惹起し、時に支配する。
ディレンジドマインドこそソフビによる物神信仰がもたらす、人類への支配。

あなたが今日いつの間にか手にしているそのソフビとはいったい何だ?
ヤツラはお前に話しかけてくる。
なせあなたはそのカタマリを、いや自分を手にしたのか?と。
童心の頃に原初的に得られた欲望の象徴がソフビ。われわれはその支配される
快楽を引きずったまま、今もソフビという対象にココロを縛られている。
だってそれはプラスチックでできた麻薬のような存在なのだから。

ポディマも実はバイナルのカタチをした精神侵略兵器なのかもしれません。
同社では異形の、誰も見たことのないソフビを投入しソフビ界の異能者として
人間の心理の奥底を挑発し続ける。メトロン星人が街の自販機に潜ませた
赤い結晶のようにソフビは人間を刺激し続け、けっして逃そうとしない。

そのメーカーはFLY OVER。ソフビを使い自らのイメージを持って
未踏破の精神的領域に突き抜ける。ポディマはヒトのココロの闇、
突き破るべき精神的領域をカタチにした存在だ。

FLY OVERは新たな精神的テロルを戦略として
「ポディマ」に続くオリジナルソフビの新作を準備中だそうです。













サンガッツさんのブース。にせA●Bアイドル風ユニットのガールズバイナル、
水木先生関係のキャラクターソフビ、「松茸和尚」など妖怪書画から抜け出た
諧謔味あふれるソフビの妖怪アイテムたち、その群れは百鬼夜行を思わせる。
そしてベタ怪獣などサンガッツオリジナルソフビ全員集合の様相。
新作には「ぬりかべ」(蓄光限定版)が登場。
上野のヤマシロヤさんでもGW中のソフビ限定品販売ではサラリーマン山田ならぬ、
欲望の果てに怪異のセカイに巻き込まれる「ヤクザ山田」のソフビを販売しています。

今回の資料性博覧会も午前中はヤマシロヤさんのイベントに行ってから
急いで駆け込んできたソフビファンの方が多かったでした。
そして本イベントを一望してからは近くの中野ブロードウェイを散策、
というコースだろうか。















きぐるみのジャバラがスーフェス65につづいて大活躍した
オリジナル怪獣ソフビメーカー・カイザープロさん。

今回は緑の怪人「ヤブキリー」の黒バージョン「ブラキリー」を限定カラーとして
販売。新作ソフビ・第3弾デムシロンの原型も展示されていました。
いずれも甲殻類や節足類、昆虫をモチーフに人型に取り込んだキャラクターです。
今回の限定カラー・ブラキリーは
さながら群れで活動し、飛蝗のように色が変わって凶暴になったヤブキリーの変種、
というところでしょうか。
このメーカーさんの怪獣?怪人?はよく見ると毎回下半身がタイツ地で、
長靴を履いてるところにも昭和的怪人のスタイル系譜を踏んでいる、
生体にプロレス的な動きの自由度を意図的にデザインとして導入している
ところにも独自のこだわりを感じますネ。

ジャバラくんの中の人は原型師さんが「原型製作やメーカーの営業と同時進行で
スーツアクターをやるにはなんぼなんでも体力の限界を感じた」とのことで
今回新規の二代目アクターさんが入りました。やはりまんべくんのような
過激な動きを続けるのは、ひとりのアクターでは限界があるようです。
ウルトラマンネクサスのように中のヒトがどんどん変わっていくごとに
ジャバラの演技も変わっていくことでしょう。
イベント会場でカイザーさんのきぐるみジャバラを見かけたら、
その動きにも毎回注目してみましょう。




昭和の幻想画師・黒須喜代治氏の画集。今回会場で販売したものでなく、
怪奇漫画復刻サークル・グッピー書林さんのブースで見せていただいたもの。



午後に本人のトークショーも開催された、ジャンボーグAやミラーマンの
怪獣・宇宙人デザインで人気の米谷佳晃氏のデザインワーク集。



昭和の幼年誌に甘い絵柄でイラストを提供し、ウルトラシリーズ関係でも活躍
していた太田じろう氏の復刻を計画しているサークルさん。



色あいがカッチョイイ、肉食系女子の写真と独自のレシピが紹介された
フルカラー写真集「なまにくとおんなのこ」。デザフェスにも出展したことがある
サークルさんだそう。





最近東京MXTVでもオンエアされたり、シャムロックアローさんが
ケシキャストにしたりと再評価の機運が高まる昭和の特撮ヒーローコンテンツ
「プロレスの星アステカイザー」の研究誌を販売していたブースさんで見かけた、
素敵すぎるサタンデモン様のイラスト。



同人誌で買ったのはこのあたり。商業誌ではなかなか見つからない対象の調査を
好事家ならではの視点で行い、ハイブローな分析。マニア泣かせな図版も
提供してくれるのがこの「資料性同人誌」というジャンルのスバラシサ。
おねだんも同好の士への頒布ということでリーズナブルだしありがたいです。
ゆえに一期一会というところ。

1933年のウィリス・オブライエンによるキングコング頃の始祖的な立ち位置の
恐竜映画を集めた「特撮恐竜映画エンサイクロペディアPART1」
(空想特撮愛好会刊行)

グッピー書林Plusさん刊・「死人切符」は昭和の未発掘な貸本怪奇漫画の貴重な復刻。
前作「死絵奇談」の続編で、キャラクターもお話も前作と地続き!
ちゃんとつながってる話です!!
これから読むけどこってりとした土俗のかほり漂う、昭和怪奇ムード満点の一冊☆
まんだらけさんの店舗上でもこれから通常販売するハズ。さらに第3作が当時の
巻末に予告されているのだけど、コレクターもグッピーさんもだらけさんでも
誰も3巻の原本を発見できてないらしい。
グッピーさん「当時の貸本漫画ではよくあることで、予告はされたけど、
もともと発行されていないのでは?」との話。
あるとしたら、ですが、3作目を気長に待つとしましょう。
といっても永遠に死人切符の続篇を待つわけにもいかないので、
グッピーさんでは「この「死人切符」以外にも同種の怪奇漫画の復刻を計画している
」模様。引き続き応援したいですね。
今回はなんと作者の黒須喜代治氏の遺族の方も会場にいらした。
発行許諾いただいているのですねー。その方ともお話できてうれしかったです。
とにかく誰も読んだことのない未踏の貸本漫画を手に出来るワクワク感が
これからも続刊で満喫できるようグッピーさんにもゆっくりめでいいから
期待したいと思います。

「トクサツパンツァー」(高橋蔵書)は怪獣映画や特撮TV等に登場した戦車を総特集。
「アクマイザー3」でメザロードが乗ってたアクマ戦車や
「大鉄人17」の幻の超重砲グスタフなどムズい辺りのSFオリジナルタンクキャラも
フォロー。海外の怪獣映画では「冷凍凶獣の惨殺」のデンマーク軍の戦車なども
紹介するなど、ポイントをつかんだリサーチがマニア泣かせな一冊。

コミケでもおなじみ、マニアックなTOYやアニメキャラクターの調査研究誌の発行で
有名なラクメキアさん刊行「旧型エレキングソフビ薄図鑑」。キングザウルスシリーズの
塗装コンディションや成形の異なるエレキングソフビ72体(!)を長年にわたり
入手・リサーチしてその差異を図説。
マスプロダクツという手法から、生産・塗装環境により異なるイメージをつむぎだし
「個体差」を楽しめるソフビという摩訶不思議な存在を深耕する、
ソフビファンにとっても関心度の高い一冊。
ラクメキアさんはガンダム関係の研究活動でも知られており、以前ミハル・ラトキエの
登場シーンや図版・設定などデータを集めた研究誌「ミハれ!」や
ファーストの連邦・ジオン両陣営のおっさん軍人キャラのデータを集めた
研究誌をタコも購入しており、
視点のマニアックさで定評のあるサークルさん。

(おしまい☆皆様おつかれさまデシタ・取材協力サンクス。きょうは午後に都産貿での
艦これイベントにも行きたくさんレイヤーさん撮ってきましたので
そちらもルポ予定しております。だらけさんから「スーフェス65ルポよかった」と
おほめの言葉。どうもありがとうです。)

【Arbegas Op】
http://www.youtube.com/watch?v=k5ZS3pqHv5M

【Legend of the Dinosaurs OST: Masao Yagi - Track 4】

http://www.youtube.com/watch?v=tZNAvmcPNJw&list=PLB2068C13FF00AA54

【Legend of the Dinosaurs OST: Masao Yagi - Track 14】

http://www.youtube.com/watch?v=SXCt17EXv5w&list=PLB2068C13FF00AA54


【サクラ大戦 主題歌 「檄!帝国華撃団」full】

最近かかってるかわからないけど、中野まんだらけ店のクロージングソング。

http://www.youtube.com/watch?v=ur4BkAkR71w

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5 コメント

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Unknown (タマ)
2014-05-04 00:28:32
イベントお疲れ様です。
メーカー数は少ないみたいですが濃いイベントですね!
偶像魔人すばらしいです。
この組合せとカラーのセンスに久々に脱帽しました!!
これはこの値段でも全然安いですね。
タコさん購入されましたか?
返信する
Unknown (タマロ)
2014-05-04 00:29:52
すみません。
タマになってました。
返信する
Unknown (タコペッティ)
2014-05-04 00:46:54
全然安くないと思います。。。
返信する
Unknown (なんとか族)
2014-05-04 10:02:59
↑WWW

それではタマロさんは5万¥で買ってくださいW
よろしく
返信する
Unknown (タマロ)
2014-05-04 22:48:43
冷静に考えるとたしかに全然は安くないですね。
ただカスタムのように一体一体少しずつ模様を変えたり顔も何となく変えたりで手間がかかってるのでプレミア感があって良いなと思いました。
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