孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
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イタリア~ノ! 

2006-07-10 15:23:24 | サッカー


イタリア優勝!!!


いつもなら出勤の日曜日ですが、W杯休暇をもらってTV観戦しました。

手に汗握る攻防でした。

最後のPK戦まで目が離せない素晴らしい決勝戦でした。
特にジダンのヘッドバッドは最高に素晴らしかった。


これでとうぶんTVの時間気にしないでいられる。
というか淋しい日が始まる。。。



バンクーバーは夏真っ盛り。

遊びにおいでよ。

一緒にレッグビーチ(ヌーディストビーチ)へ行こう!


I knew it

2006-07-10 00:33:38 | サッカー
やっぱりね。

やっぱり3位はドイツだった。

またもや応援していたポルトガルが負けた。




これから2時間後に決勝戦が始まる。

おれが応援するのはxxxx。

と言うことは優勝国は○○○○。




この予想は当たるのか!?

軍鶏日記vol.29

2006-07-10 00:21:25 | シャモニー 2006
選択

13:10 ア~レッ! 広大なコースをどこまでもどこまでも滑り進んでいく、今日滑り終わるのは一体どんなところなんだろう
想像を絶するこの氷河大滑降である。



14:10 メールドグラス(氷河)へ到着する。

目の前には超巨大なセラックがある、氷河の下で斜面が大きく変化しているせいで氷(氷河)の表面も割れてセラックも出来上がる。人間の力では到底できない自然の神秘である



モンタンベール鉄道が走っている。
通常の(日本人の)ツアーではここで滑走はおしまい、おとなしくあの長~い階段を登りケーブルカーに乗り、シャモニーの町までモンタンベール鉄道に乗って戻るのです。


ジャン(仮名)>>ここではふたつのオプションがある。


ひとつはこの階段を登りケーブルカーで駅まで行って鉄道に乗り町まで帰る
もうひとつはこの先も滑り最後20分ほど歩く

さあキミ達どっちにする?




あの階段が長すぎなんだよ、あの階段上りましょうって言ったって上りたがるやつなんていないよ。でもジャン(仮名)に聞いたよね、どっちが楽か。ジャン(仮名)はこの階段って言ってた
そしておれも「この階段もちろん長いけど見た目ほどは長くないよ、夏あるいたことあるもん」って。



そしてみんなでだした結論は満場一致で後者、滑って歩くだった。
このあとに待ちゆくものは、、、、






ちなみに後日スーパーモンブランツアーで来ていたヨボヨボ達に聞いたんだけど、ヨボヨボ達はみんなあの長~い階段を登ったんだって

ヨボヨボ達を率いていたのはハクノ氏(仮名)。ハクノ氏(仮名)からもどんな手を使って登らせるのか聞いてみたかった。

ヨボヨボ達は登り、我らは満場一致で歩くことを選ぶ。。。。




七夕

2006-07-08 15:33:45 | バンクーバー
七夕って純粋な意味ではカナダにありません。

でもね、バンクーバーには多くの中国からの移民がいるので知っているひとは多い。七夕は中国から日本に伝わってきたお話で、年に一度だけ7月7日に織姫と彦星が天の川で出会えるって話だよね。

でもね中国の7月7日は日本の8月中旬のこと。
だから今日は七夕って言ってるひとは残念ながらいません。

それと短冊に願い事を書くことも日本だけらしい。
七夕はどっちかというと女の子のイベントで、「針仕事が上手になりますように」などの願いをするらしい。

面白いね文化の違いって。
こんなことをバンクーバーから発信しています。




さておれは月に一度くらい靴磨きをしてもらいます。

冬は黄色いジャケット着て仕事してるけど、夏はスーツ着てるんで足元は革靴です。やっぱね足元きれいにしておくのはサービス業ではとても大事なことだね。よく「足元見られる」なんて言うじゃない。
ほとんどの場合これは比喩的表現で「こっちの困ってる状況を知られて厳しい条件出してくる様な時に使う言葉」だけど、本当に足元見られてると思うんだよね。

靴が汚ねーよってことで見下されたりすることもあると思うし、ピカピカの靴を履いていれば「おおっ」って思われたり、そのピカピカの靴を履いていることで自分自身も身が引き締まる。

もちろん3日に一度くらい靴は自分で磨いています。
でもね、1月に1度はプロに磨いてもらい身(気)を引き締めてんだ。
気持ちいいよ、ピシっとして。
まだやったことない人は是非一度やってみてください。
ちなみにバンクーバーでは1回$6(700円くらい)です。




嬉しいことがもうひとつ。

光と一緒に風呂に入ったらタオルで背中ゴシゴシ洗ってくれた。

感動です。

軍鶏日記vol.28

2006-07-07 22:57:58 | シャモニー 2006
ニッポンの心

時々コース脇のノートラックをかじりながら滑り進めていく。
ノートラックはまだまだある(嬉)。

ひとつ前の10人ほどのグループがゴマ粒大の大きさしかない
このバレーブランシュのがスケールの大きさ本当によくわかる、バレーブランシュ超感動、自然の凄さにしびれまくり!

滑り進めても滑り進めても一向にゴールが近づいてくる気配も無くそろそろお腹も空く12:00を迎える。

この天気だ、もちろんおにぎりは青空の下で食べよう。
クレバス&セラックが一望できるこの斜面でひと休みだ。


<さあ、ランチタイム!>


12:30 やっぱりお弁当はおにぎりだね。ニッポン人を感じることができる瞬間だ。
最近じゃあ弁当っていうとサンドイッチやピラフといった洋食系のものばかりだけど「おにぎり」だね、ニッポンの心です。
デザートにカリントウといちじくが出てきた。

フランス人・ジャン(仮名)がカリントウをとても気に入った様子、甘くて美味しいニッポンのお菓子どうぞ召し上がってください(おれのじゃないけど笑)。


この日差しはホントに強いね~、かりんとう色にこんがり焼けそうだよ
ご飯を食べてなんだかとても気持ち良くなり昼寝モードになってきた、こんなところで昼寝ができたら幸せだろうなあ

いけね、本当に焼けちゃう。
日焼け止めを塗らなくちゃ、ヘルメット被っているけど耳と首もしっかり塗っておこう。
タケバヤシさん(仮名)と連れネイチャーコール(小)を済ませ再スタートの準備をする。


<ネイチャーコール(小)in バレーブランシュの図>

向かいの山々には幾つものスキーの跡が付いている。滑ってきたものばかりでない、登っている跡もたくさんついている。

登って行きイタリアやスイスへ滑り降りてくる者もいれば、スイスやイタリアから登って来てここフランスへ滑り降りてくるものもいる。

国境をまたいでのスキーか、ツエルマットやバルディゼールで経験したことはあるけれど山岳スキーでの経験はない。

『カオル企画最終章』では是が非でも「カオルとオートルート」を催行し山岳スキーでフランスからスイスへ渡り歩きたいものだ。

軍鶏日記vol.27

2006-07-07 14:21:33 | シャモニー 2006
バレーブランシュ大滑降

素晴らしい景色もまだまだ続くけどいよいよ滑走開始!

今回の凄腕メンバーでは「脱・クラッシクルート」をやりたかったんだけど、そんなことを言ってられる状況じゃなくなってしまった。

其の一、雪崩の恐れがありすぎ。
其の二、メンバーに体調不良者有。
其の三、ツアーは安全が最優先(当たり前)。

ケイゾーじいちゃんが99歳で滑ったクラッシックルートでは面白味に欠けるので、滑っては面白いルートを探し、滑っては面白いルートを探す、超ハードな「カオル企画版バレーブランシュ大滑降」を思い描いていたのだけれどやっぱヨーロッパのスケールはでかい、でかいよ。
おれが想像していた以上にでかかった、そして危険もついてまわってきていた。

ヨーロッパなめんなよ! by P氏 



ジャン(仮名)はいつも的確におれ達の技量とコンデションを見ている。
おれ達の中で雪のコンディションと滑りの技量がマッチしてガンガン滑れる者は2人だけだった、数人は技量に問題があり、数人は身体のコンディションに問題があった。

おれが知っているみんなだけど、おれがイメージしているみんなは最高に調子の良いみんな、気持ち良く滑れてて楽しんでいる時のみんな。

そのイメージでみんなを連れまわすと過去3回のツアーのように事件・事故が興りえてしまう。
ジャン(仮名)が再三再四ノートラックのオフピステを滑らずにセイフティーを選んだのは全て同じ理由だろう。



<Karlとジェダイマスター・ジャン(仮名)>


滑りたい人、滑ってみたい人がどうしても表に出やすいけれど滑ることに躊躇してる人、滑ることに自信がない人も確実にいる。無理をすれば怪我をする、怪我無く無事に帰ることが旅の最大の目的である。このことをジャン(仮名)は無言で強く教えてくれた。



シャモニーを始めとするヨーロッパで山岳ガイドをしているジャン(仮名)にとって無事にクライアントを帰すというミッションは最大であり最低限なのだろう。そして人命が掛かった修羅場を幾度となく経験していることも伺える。


ジャン(仮名)は33年間のガイド人生のなかで一体何を失い、どれほどの経験をしてきたのだろう。ジャン(仮名)と過ごした6日間おれは何度この問いを自分自身にしたのだろう。。。

「安全第一」。当り前すぎるこの言葉が一番難しいことはおれ自身もわかっていたはずなのに、、、ノートラックを見せてもなお滑らせないジャン(仮名)の姿勢にプロを感じた。





何度も言うが先週は大変な大雪であった。

今週はこうやって氷河滑降もできているがメインルートをはずれるとクレバスやセラックなどが隠れている、もちろん大事故に繋がるような大きなものは無いだろうが怪我に結びつくようなものはそこら辺にゴロゴロしている

とにかく素晴らしい天気である。
この景色、この天気、この雪、超サイコー。

こんなバレーブランシュを滑れるなんておれ達はなんて幸せなんだろう





軍鶏日記vol.26

2006-07-04 16:01:40 | シャモニー 2006
稜線ハイクダウン

「景色最高」と言いながらも定まらない足場を気にしながら谷底へ向かってまっしぐらの稜線を歩くのはなかなか勇気のいるものだ。

ガイドがクランポンを履き、ザイルをがっちり持っていてくれるのはよくわかっているのだが怖いものは怖い

展望台から出てすぐは滑りやすい階段だ、でもまだ階段だから歩き慣れている。
階段が終わるともちろん雪上、とっても滑り易いので慎重に慎重に歩を進めていく

特に先発隊先頭のミオさん(仮名)には相当なプレッシャーが掛かっているようだ。
元来あまりこういうのが得意ではなさそうなミオさん(仮名)だったがジェダイマスター・ジャン(仮名)から直々に先頭を頼まれては嫌とは言えず一番大変な先頭で頑張っている



我らの歩みが遅いせいか後ろは大渋滞をおこしつつある。

雪上も歩き慣れてくると早く歩けるもので後半はスッタカスッタカ進むことができた、おれがあんまりスッタカ歩くもんだからすぐ後ろを歩いていたトモさん(仮名)が2回も転んでしまった、スンマセン。

生きた心地のしなかった稜線ハイクダウンも終わり、ホッとひと息。

ハルさん(仮名)疲れましたね、まだ朝だっていうのに?
3800mで吸うタバコって美味いんでしょ、タケバヤシさん(仮名)?

<一服のひとコマ>


このバレーブランシュ大滑降での持ち物について話しておきましょう。

通常のゲレンデスキーと大差はないのだけれど、それは天気が良過ぎるから
通常は万一の防寒対策も含めての持ち物となる、実際おれも天気が持つことを信じて疑わなかったので持って行かなかったエマージェンシーブランケット(緊急用簡易掛布)等もある。

まあ、晴れの日の1例としてください。
水、チョコレート、おにぎり、飴、タオル、日焼け止め、予備グローブ、予備ゴーグル、予備ネックウオーマー、ホッカイロがバックパックに入っている。

この他にカメラ、予備電池、コンパス、温度計、サングラス、マップ、キャラメルをズボンのポッケに携帯している。

こんなモノを持って滑っています。
もっと他に必要なものあったら教えてね。

山ノボラーのつばきちゃん(仮名)まっきー(仮名)きくちゃん(仮名)なんかもっと持ってそう。




軍鶏日記vol.25

2006-07-04 15:39:09 | シャモニー 2006
興奮せずにはいられない

先ず展望台(3842m)へ行く。



目の前にヨーロッパの屋根、欧州で一番高い山モンブラン4901mがそびえる。

アルプス三大北壁のひとつを持つグランドジュラス、とんがり山のドリュー、
遠くにはヨーロッパアルプスの代名詞的存在スイス・マッターホルン4478mも望める。

実はおれシャモニーへ来て晴れたの今回が初めてなんだ
何度もこのエギュード・ミディ展望台にも来ているけれどモンブランを見たの初めて。

スイス・クラインマッターホルン展望台からもこのモンブランを見れたことがなく、初めてモンブランを見たのは2003年カオル企画で行ったバルディゼールから見た時だった、これ内緒ね

と言う様に、みんなはいつ行ってもあれだけの景色が待っていると思っているのかもしれないけれどあの景色の有難さを一番感じていたのはおれです、全身に鳥肌を立たせながらすんばらしい景色に見入っていたのさ。




みんなわーわーきゃーきゃー言っておれの山の説明なんか聞きゃあしなかったけど、別にいいですどうせ覚えていてくれるわけないし、でもねあーゆー時くらいしかガイドらしい仕事廻ってこないじゃん、今回ジェダイマスター・ジャン(仮名)がいてくれたおかげでゲレンデでは出番ないし、おにぎり弁当の手配とかじゃなくてたまには表舞台で仕事させてよ。なんてね笑。


おれもみんなの写真を撮りまくり、この一大超イベントの思い出をたくさん残せるようにお手伝いする。

トモさん(仮名)のビデオ、くっしー(仮名)のデジカメ、タケバヤシさん(仮名)の一眼レフカメラ、思い出をぎっしり詰めよう


さあ、いよいよ氷河滑降に出発だ。

トイレを済ませて、1本のザイルに6名ずつ繋がれる、運命共同体の出来上がりだ。マッターホルンの初登頂を決めたエドワード・ウィンパーらがそうであったようにおれ達は1本のザイルで命を結びこれから稜線上を歩くことになる。

ジェダイマスター・ジャン(仮名)がしんがりを務める(仮にA班)先頭にみおさん(仮名)つばきちゃん(仮名)まっきー(仮名)じぇみい(仮名)つかちゃん(仮名)せいこさん(仮名)くっしー(仮名)の先発隊。


元気者・ガエラ(仮名)がしんがりを務める(仮にB班)先頭はカール、ともさん(仮名)はるさん(仮名)タケバヤシさん(仮名)ナカタニさん(仮名)の後発隊。

ターニングポイント

2006-07-04 04:26:58 | サッカー

日本代表・中田英寿が引退表明。

10年間のプロ生活お疲れ様。
これからも頑張って下さい。


ブラジル戦後、なんだか中田らしくないものを感じてはいたんだけど引退か。
最後は感慨深いものがあったんだろうなあ。


男30、誰もが人生の岐路に立つよね。

みんな頑張ろう!