孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
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軍鶏日記vol.32

2006-07-15 16:36:56 | シャモニー 2006
大氷河完滑

ゴールの見えないハイクアップが始まる、歩き始めた時が一番しんどくとても時計が気になる。

まだ3分、5分、8分、時計がやけに気になる。
20分もすると小さな小屋が見えてきてこのハイクアップの終わりを告げる。

ガエラ(仮名)とセイコさん(仮名)は先に到着している、そこへナカタニさん(仮名)と自分のスキーを置きもう一度引き返す




様子を見ながら登ってきてくれるジャン(仮名)よりも遥か後方にミオさん(仮名)ともさん(仮名)。
更に更に後方にナカタニさん(仮名)つかちゃん(仮名)。

みおさん(仮名)とすれ違う時に持っていた片方だけのスキーを受け取り(もう片方はジャン(仮名)が持ってくれている)、ナカタニさん(仮名)のところまで下がり一緒にゴールの小屋を目指す。

ナイチンゲール・つかちゃん(仮名)は終始ナカタニさん(仮名)の傍にいてくれた、お心遣いどうもありがとうございます。
もうそこまでだ、ゴールの小屋もすぐそこに見える。



15:30 全員集合。
雪上で休憩、水を飲み、息を整え、ようやくバカ話も出始め笑い声が聞こえ始める




くっしー(仮名)がフランス弁でまくしたてる、独特のキャラで場を盛り上げてしまうまっきー(仮名)、絶え間ない笑い声と白い雪山に真っ青な空。
気持ちいい~、そして幸せな時間だ

それと同時にモーレツに腰に痛みを覚えるおれ。
ハイクアップの疲れの痛さじゃない、普通の痛さではない発熱時に起きるだる~い腰の痛さだ。
なんてことだ喉の痛みは侵攻してついに腰にまでやってきたか、なんてこったい。


15:50 十分な休憩を取ったあと小屋でサンドイッチを食べているジャン(仮名)とガエラ(仮名)に声を掛けに行く「ア~レッ!」
長い林道を通り抜けゲレンデに出る、町が近くに見えてきてホッとする

次々にスキーを脱いでバス停へ向かい歩き始める、終わった、滑り切ったんだ
安堵の表情が皆の顔に浮かぶ。
ようやく町のバス停へ辿り着く、もう5時だよ

やってきたバスに乗り込みイスを確保しグデ~~と座る。
全長22kmの大氷河を滑りきった満足感と思いもしなかったザイルでの下降とハイクアップで疲労困憊の我ら

バスはホテル前に到着し借りていたビーコンとハーネスを返す。
2日間目一杯楽しませてくれたガエラ(仮名)と今日でお別れだ
とっても楽しかったよガエラ(仮名)ありがとう。

静のジャン(仮名)陽のガエラ(仮名)のふたりはとても良いコンビでたくさん楽しませてもらった、どうもありがとう。





KingRegards