孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
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国民の総意

2006-06-25 00:28:41 | サッカー
選手過信したジーコ監督 自主性尊重、「時期尚早」

目標とした1次リーグ突破を果たせなかったことで、一つの議論に終止符が打たれたのだろうか。
対ブラジル戦のジーコ監督=AP

組織か個人か。理想とする戦術に合わせて選手を選び、細かく教え込んだトルシエ前監督に対し、戦術の大枠だけを示し、あとは選手個人に自分の能力を最大限に出すことを求めたジーコ監督。

「サッカーの歴史は、組織を超えた個人の力が最後は勝負を決めてきた」というのが、ジーコ監督の持論だった。「グラウンドでは監督の力は少ししか作用しない」と語り、指示されるのではなく選手自らが状況判断を下す自主性も求めた。

欧州や南米の強豪にはシュート力があり、強く、速い選手が多い。個人の力を押し出して自主性を喚起することで対抗できるほど、日本選手のレベルは高いのか。そんな議論が、サッカー界で就任当初からあった。今回のW杯で、世界との個人能力の差が露呈した。結論からいうと、ジーコ監督のやり方は時期尚早だった。


 
なんか淋しすぎるね。
W杯での戦いが終わったとたんにジーコ批判、中田批判、中村批判、川淵批判、時期監督問題、次世代代表、これまでのことに感謝っていうか、ありがとうっていうか、ご苦労様って言うのが全く見えない。

これって日本国民の総意?


15年前に日本がプロ創設を目指していた時、鹿島に来てくれたブラジルのスーパースター・ジーコに対して日本は恩返しをしなくてはいけないと思っていた。

あれから日本のプロサッカーは始まり、発展していったんだから。
そのへんのサッカー評論家よりもよっぽどジーコの方が日本のサッカーことを知っている、そして自身選手とコーチとして4度もワールドカップに出場している。

そんなジーコにだれがあれは間違っている、これが良かったんではないかって勝手なこと言ってんだ。
もちろんジーコはプロの監督だから結果が求められる、評論家も評論しなくてはメシが喰えない、マスコミだって面白い記事を書かなきゃ誰も読んでくれないのはわかる。

だけどこのW杯後の報道は失礼だろう。

サッカーが好きでW杯見てたならW杯を楽しもうぜ。
あと2週間しか4年に1度のお祭はやってないんだから。


批判、批判、批判、批判、批判、批判、批判、批判、批判、批判、
これが総意でないことを祈ります。


代表選手お疲れ様です。
貴方達もW杯を見て楽しんでください。


軍鶏日記vol.22

2006-06-25 00:22:46 | シャモニー 2006
オフピステ滑降再び!

更に更に盛り上がることが待っていた。

もはや「カオル企画」ではお馴染みアイテムになってきたビーコン(雪崩時探知機)と一緒に渡されたものは”ハーネス”。ザワザワザワとざわつく我らにジャン(仮名)が「驚くことはない、念の為だ、心配するな」と。


<こんな標識出てるとこで滑るのだ>

これは驚くでしょう、念の為って何の為? 心配するなってこれで安心しろってかい? とツッコミたくなるけどまあジャン(仮名)を信じて。


ハーネスを装着してロニオン・グランモンテへ出発。
今日はもちろんオフピステメインの滑走だ、コブ、悪雪、ノートラック、やっぱりスキーは楽しい。

元気者のガエラ(仮名)と老練ガイドのジャン(仮名)と我ら10人の滑走とても楽しく続く。



ランチは昨日と同じセルフサービスのレストランで。
昨日とっても美味そうに見えたスパゲティ・ボロネーゼにする、もちろんセルフサービスなので「とっても美味しそうに見えただけ」であることは言うまでもない。



ジャン(仮名)はいつも赤ワイン、メインディッシュ、デザート、カフェを注文する。
今日は子供ほど年の離れた後輩ガイド・ガエラ(仮名)に赤ワインを振る舞っていた、コーヒーは使いっぱのガエラ(仮名)がジャン(仮名)の分と2人分を注文して持ってきていた、ここにも体育会系は存在するらしい


<日焼けを嫌う者たち>

午後からはバンダリーを越えてオフピステに入っていく。
昨日はビーコンもハーネスもなかったので出られなかったが今日はOK、アンゼンティエラ氷河の上を滑走する



昨日でも氷河を間近に見て十分に感動していたが今日はその上を滑走してしまうのである、昨日以上の感動と興奮がここにある。
アーレッ!(Lets go!)



元気いっぱいの若者ガイドにも手ぬぐいのプレゼント
たけのこ柄の手ぬぐいを「タキノコー」と叫びとっても気に入ってくれた様子、バンダナ代わりに使ってね。

明日はいよいよバレーブランシュ大滑降だ。
この旅のメインイベントである。